トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

カシラダカ?

2013-01-30 | 小父のお隣さん

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 フイールド に到着したら一斉に飛び上がった小鳥がいた。「雀か?」と思ったものの、どうも微妙に模様や色彩が異なる。カワラヒワでもなかったし、頭頂部にモヒカン刈りのように毛が立っていて、初めて確認した鳥類だ。車から降りて撮影も出来ないし、窓も開けられないからガラス越しに撮影したら案の定、ボケ気味である。

 そのうえ、枯草に紛れて判然としない。一枚は一匹、一枚は数匹写っているのだが、これが精いっぱいの品質だ。ケータイの最大倍率ではいつもこんな写真だが、ガラス越しなのが更に寝ぼけさせてしまった。一群で数十羽いた。

 記憶を頼りに図鑑で確認したらカシラダカのようだ。頭頂部に起毛するのにミヤマホウジロもいるが頭部に黄色がなかったようなのでカシラダカで良いだろう。いつもカワラヒワと思ってみていた群れはこの鳥の公算が強い。

 舞い降りる部分はエノコログサ、タデ、オオバコなどが密生して種子をつけていた場所である。種子を実らす期限には刈り払わなかった事で、少しは腹の足しになってくれている。