トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

アサギマダラ初見

2013-06-03 | 感じるままの回り道

 林道を降りていたら、左手の袖群落にアサギマダラが飛んだ。「エッ!」と思ったのはあまりにも早い初見だったからだ。

 例年、初見するのは秋に入ってからで、こんなことは千歳一隅、撮影しなければと、斜面に沿ってフラフラと上昇していく姿を追ったのだが、やはり蝶の方が早かった。コブのところのシダのあたりに降りたと思ったのだが見失ってしまった。Photo

 こんな時に限って「ゾッ!」とする幼虫に出会う。家のアケビにも大発生するアケビコノハの幼虫だ。アサギマダラを見失い、アケビコノハの幼虫に出合うとは、今日は三隣亡か…。

 「ヒヨドリは大嫌い」と言う小生は、良くたしなめられるが、アケビコノハの幼虫も好きでないのだ。ヒヨドリのような利害関係は無いけれど、姿・恰好が好かない。

 アサギマダラに好感をもつ理由は自分でも明確でないが、少々派手な模様だけれど、何か日本的かつ民芸的な雰囲気を感じるのは確かだ。伝統の織物に、あんな感じのするのがあったような、なかったような…。


耕盤陥没

2013-06-03 | 感じるままの回り道

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 棚田跡のビオトープに開いた陥没坑。もう孔の規模ではない。今回は補修しないで担当グループに確認してもらった。写真では見えないが空洞が斜めに深く入っている。

 年明けから、3度の陥没というか崩落があって、最初の時は、小生の腰まで入り込むほどの規模だった。土嚢を積み込んでも「焼け石に水」だった。落差2mの法面の下部から棚田に払い出しが生じているが、もう何年も前からの漏水なのである。

 復元した棚田への土砂の流入や、大規模陥没でV字浸食溝に至らないよう貯水を止めるべきと何度も伝えたのだが、危機感が無かった。まあ、今回、補修は出来ない規模だと現場で理解してくれたようで、ようやく水を遮断し、流路も変更してくれた。

 「水辺は一体のもの」と共通理解はあっても、重要度の認識や手入れのさじ加減は大きく異なるから、ここも問題なのだが、維持管理不十分なのに領有に固着していると、先は荒廃しかない。

 後日、元の地主と顔見知りの代表の話によると、田起こしを牛で行っていた頃に、牛そのものが落ち込んで、それ以来その牛は田に入るのを嫌がるようになったと言う。年明けに小生が落ちた時は「このまま行方不明か?」と思ったくらいだから良く分かる。

 放棄田になってからの浸食だとばかり思っていたが、根が深いのが分かった。


プッツンの果て

2013-06-03 | 性向有毒の翁なれば

Photo  保全地として築いても、荒らす人は荒らすので、効果てき面なんて思ってもいないけれど、「生物保全地」の周知くらいしておかなければ意図は伝わらない。

 まあ、藁人形も鳥居も不動明王の卒塔婆も、無視する人は厳然と存在して、人知れず荒らしていくのだから解決策などは無い。

 経験値から、このフイールドに限れば、山菜などの類は、小生等の活動時間帯で荒らしてはいない。前日まで大丈夫だったのが、朝8時過ぎには跡形もなくなっている。承知の上で行っているのは明白なのである。

 山菜など植物類は、フイールドに無いよう留意していけば良いのだが、生物はそうはいかない。種の存続や増加を意図するなら、減ずるような要素は排除したいけれど、親子がかかわっている面がほとんどで、個人的には板挟みの心境になる。プッツンするのも苦労の種だ。

 看板で周知したかった「生物保全地」の表現は不適当とされ、写真の文面になってしまった。立てるべきか、立たざるべきか」、これは自分に合わせないで立てることにした…。立てることが出来ただけでも前進なのである。バイアグラは不必要だった…。