泥水地の刈り払いをしていたら飛び出した。体長は7~8㎝もあろうかと思える成体である。
近くで姿を見るのは稀だけれど、今回は皮膚の模様が珍しかった。生来の斑点なのか、アマガエルのように、周囲に合わせた保護色なのかはわからない。
モリアオガエルも皮膚の色を変えることが出来るかどうかは、小生の知らないことなのだ。カメラのモードを変えた一瞬の隙に消えてしまった。結構素早い。
後日、泥水地のスゲの根元に卵塊を見つけた。ソフトボール大だからモリアオガエルの卵塊に間違いない。周辺でのシーズンは終了と思っていたから遅い産卵だ。本によれば樹上だけでなく地上近くにも産卵するとある。初見では無いものの、珍しい産卵と言える。