田植え前の草取りとかで、復元した棚田に周辺をフイールドにする子ども達が入っていた。日曜に田植えなのだ。
大きな田の東半分は、所轄のグループが田植えをし、区切りの目印に孟宗竹を横たえてある。田植えを済ました代表と話をしたのだが、「田圃は田圃」と言う認識が強い。だから、水草のコナギやシャジクモの保全は水稲より下位にある。
「景観として棚田を再生して、本質は生物保全の水辺」と言うような考え方は邪道の様だった。まあ、生物多様性をもくろむなら「意見多様性」をも認めざるを得ないのだが、実質、再生し水見回りしている側と、従来よりフイールドを勢力範囲としていた側とが一致しないのは不幸の一歩でもある。
国家間のように紛争に至らないのは、越境したのは小生なので、「水辺を倍増出来た」点で、腑に落とすしかないと結論づける故であろう。それにしても、もう一段上は手を出せない主要部なのだが、もったいなくてしょうがない。