水面から僅か15㎝程度のところで捕食されたマユタテアカネ。羽化して初飛行をするところだったのかどうか、網に掛ってしまった。いつも感じる事であるが、類人猿などサル類以外の、捕食された時の静かさはなんなんだろう。
水辺には、トンボに餌を提供するための水稲を植えこんであるが、そこにはトンボを捕食する蜘蛛やカエル、カマキリまでが潜む。お互いさまの世界だけれど、初飛行も出来ずに食卓にのったトンボも、哀れと言えば哀れだし、蜘蛛の命になったと思えばそうなのである。
トンボが動いていても、外してやるような事はしない。生態環境を整えようと作業していても、そこから先は小生が住む世界ではないのだ。ここにあっても「この世」と「あの世」、そんな視点である。