トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

駆除は困難

2013-06-23 | 小人閑居して憮然

Photo_7  駐車場に「特定外来植物」に指定されている「ワルナスビ」が進出してきた。ここ何年は、気が付いた時に抜き取っているのだけれど、減少傾向にはないのだ。

 主根は深く入っているので、途中で切れ残ってしまうのも一因なのだろう。花は茄子の花そのもので綺麗と思うけれど、全草に棘があって厄介な植物だ。Photo_8

 このワルナスビより厄介なのが「ヌスビトハギ」で、フイールドに入った頃は、ところどころにある程度、花の時期は「萩の花に似て美しい」なんて思った事もあったが、瞬く間に広がって、今は至る所で見かける。

 孟宗竹を全伐した畑跡など一面このヌスビトハギの部分も出来た。「親の仇」と思って刈りはらっているが、この植物も衰退傾向には至らない。今日も膝上に伸びた群生地を刈り払ってきたきたが、すぐ「萌え」る。こういう「萌え」は嬉しくない。


キジョランの発芽

2013-06-23 | 蝶の食草園

Photo  四月初旬に播種したキジョランが2か月たってようやく発芽した。キジョランの生育の悪さには理由があるのだろうか。前回も発芽に時間を要して「腐ったか?」とピンセットで土を取り除き確認した程だ。

 左の10㎝ポットの苗は一昨年播種し、昨年春に杉の木立の中に定植したのだが、さっぱり成長しなかった。そこで今春に掘り上げて「再養生中」なのだ。Photo_4

 針葉樹の中に定植したのが一因かもしれないが、常緑広葉樹の下に定植した株も、庭に植えた株も大差がない。周辺で野生のキジョランは確認できず、種子は浮遊していたから存在は確実なのだが、好まれないフイールドなのかなあとも思える。

 ヒヨドリバナは刈残し、キジョランを増やしてアサギマダラの越冬を見たいのだが、環境に欠けている要素があるのだろう。代用のガガイモも生育不振であるし、オオムラサキやアサギマダラの乱舞などは、宝くじ当選に近い。