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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

命を守るバランス

2015-01-08 | 小父のお隣さん
 木守柿ならぬ木守林檎が全てヒヨドリに食べられてしまった。ヒヨドリにいじめられながらも足繁く食べに来ていたメジロのデザートが無くなったから三が日の暇つぶしに給餌台を作り設置した。粟や稗などの穀物も置こうかと思ったがとりあえずミカンを置く。
 給餌台を取り付けるまでの数日、ハンガーの針金にリンゴとミカンを刺しぶら下げておいたのだがミカンしか食べないのでリンゴは取り止めたのである。設置した場所はリンゴの樹冠下で地上高は5尺ほどだ。窓に近い位置だからこれだけでヒヨドリは嫌がり飛来頻度が極端に減った。
 カーテンを開けてメジロの食事風景を見ていると食べるのより周囲を警戒する方に重きを置いているように見える。小生がミカンを交換する間は2m程度離れて待っているから人間に対しての警戒では無い。食べなければ飢えるが、食べる事に夢中で捕食されては元も子も無いのが良く分かる。