トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

林内整備

2015-01-09 | 今日は真面目に
 桜と栗の大木を刈り出したら途中にあるヒノキ林の状態が目に付いてしょうがない。立ち枯れ木や傾斜木、間伐をしなかったための小径木などである。林床はマキやアオキなどの常緑の実生樹が1m程に育ち密生し入りにくくなった。危険木の処理と間引き作業は必要なので林床のセンリョウなどの花木類は残して刈り取った。
 すっきりした林内を眺めると列植したまま放置されていた様子が垣間見てとれる。林の周囲は大木に育っているが中心部は枯れて根株だけの場所や生きている木も小径木ばかりだ。除伐すれば樹皮を剥いて杭や水辺の補強材に使えそうだから気は早るのだけれど、表土は凍結しているから土木は花だよりが聞こえてからだろう。それまでには林の手入れは終わらせたい。

*初吟

2015-01-09 | 今日は真面目に
            闇に音天空西風除夜の鐘
            木守柿突かれ突かれ年越える
            初詣凍てつく谷中山ノ神
            陽射し延ぶ初夕の空胸の勇
            山守りと認じつ山に活かされる