トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

夏ミカンを救出

2021-02-02 | 今日は真面目に
 地拵えの一環には違いないけれど大方の要素は「タダで食える」に尽きる。日照を遮っているマキやアオキ、モチなどの常緑樹を除伐すれば日照が回復し、数年内には美味しい果実が入手できるという目論見だ。今までに除伐して散乱したままの樹木の集積を急がねば大木の伐採が出来ない。それでも足元を片付けるのは後回しにし夏みかんの樹に光が当たるようにしたかった。

 斜面上部にある柘植の葉に似た植物、どうしても名前が出てこないが常緑樹で、これが徒長し夏みかんの樹を上から押さえつけている。南側だけ除伐しても上部で傘を差し掛けたような格好の樹を除伐しなければ夏みかんにはストレスだ。そこで乱雑に枝を暴れさせて覆いかぶさっている樹の除伐だけをこの日の作業と肝に命じて現場へ行った。
 牽引器で引きながらチェーンソーを入れれば方向を定めるのは容易なのだが一輪車を用意しなければならず、とりあえずは高枝切りとチェーンソーで処理する事にしたのだ。

 まずはチェーンソーで届く暴れ枝を切除し、高枝切りで夏みかんを覆う枝の中途から切断。これで主幹を倒したときに被害が少なくなるはずだ。都合3本を伐採したのだが、最初から斜めに徒長している樹の伐倒方向は決まり難い。それでも大きな直撃は避けられて、主枝の1本は失ったもののギリギリセーフと言うところだろう。
 伐倒した樹を刻んだだけでこの日の作業は止める。高枝切り作業は達成量の割には疲れる作業で、まあ、しょうもないのだ。

 被さっている  ➡   何とか伐採  ➡   2本に光が届くようになった