トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

シタキリソウの食痕

2021-02-03 | 今日は真面目に
 一蔓だけ見つけたシタキリソウの大蔓。昨年には絡まっていた山桜が枯れ死腐食して折れ、立ち上がっていた蔓の半分が地上部に落ちてしまった。それで結実部を手に取ってみる事が出来たのだが確認しなければならない事が残ったままなのだ。まだ高い位置にあった時に見えた食痕から「アサギマダラの幼虫の食痕か⁉」と色めき立っていたのだがS先生からは「食草としては確認されてはいません」との返答だった。キジョランとは種も異なるから「なり得ないだろう」の心証を含めての話だったのだが、小生としては是非とも確認したい。

 と言うのも、この蔓から飛散した大冠毛の種子は毎年冬に下の水辺て採集していたからで、発芽させた蔓からは「キジョランとは異なる植物」ではある事は明確だったけれど、下から見上げた食痕はアサギマダラの食痕に見えたし、蔓葉が地上部の落ちた今期は是非とも確認したかった、と言う訳であった。
 手がかじかむ寒さだし地拵えは止めフイールドをぶらぶらする一時、斜面を這い上がってシタキリソウの蔓まで立ち寄ってみた。下部の莢はまだ割れてはいなかったものの手が届かない場所の莢は割れ大冠毛を付けた種子が飛び立たんばかりになっていた。それはともかく、手に取れる場所の食痕を確認すると明らかにアサギマダラとは異なるし、食痕の周囲に白い樹液もついてはいない。食べていたはずの幼虫は確認できなかったけれど「アサギマダラではない」のは小生でも理解できた。

 採集した種子から苗を育て数本を泥水池周辺に定植したものの、食草としてより見本植物程度の位置づけと判って少々気落ちする。

 食痕はアサギマダラとは異なる   地上部の莢   高所の開いた莢、大冠毛も開いた

プルトイを準備したものの・・・

2021-02-03 | 何よりの楽しみ
 1月末に予定された「森の市」に枯れ木も山の賑わいと思いつつ木の玩具を用意してきたがコロナ禍の中、予想通り直前で中止となった。見通し不明だったものの準備だけはしておくつもりだった。幾何回転体はすでに作り終え、大きめのプルトイと機関車トーマスも単品つづだが用意した。残りは片手で持てる程度、小振りの動物プルトイなのだったが車輪の製作が面倒で後回しになってしまい本体が仕上がっても車輪が無い。

 開催日まで10日ほどあれば出来るだろうと思いつつ感染拡大で中止になってしまったから、これで車輪を急ぎ作る必要は無くなったが本体に車輪を欠いたままで在庫には出来ない。次の開催に向けて車輪を取り付けておく必要があるが目途が無くなると意欲も減少する。気温が上がり縁台工作が楽になったら手を付けようか・・・。

 時には新しいデザインとキャラクターでと考えない訳ではないけれど、それは小生のような無粋者には結構大儀な作業なのだ。で結局は何時もの形のオンパレードになってしまう。

            型取りと穴開け終了   ➡    角を落しオイル仕上げ