トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

お爺のおままごと

2021-02-08 | 何よりの楽しみ
 お爺だっておままごとはやるのだ。幼児相手のキッチンなどはその最たるものであろう。二代目キッチンも相当くたびれて天板が沈み始めたし側面の腐食も目立つ。
 それでもおチビちゃんたちは不服も不平も言わず遊ぶのを眺めていると「そろそろ潮時かなあ」と三代目に引き継がねばと思ってしまう。しかし通常冬季は繁忙期ではないのだが地拵えが進行中で例年の冬季に比較すると余裕が無くその分、定例的作業は遅れがちになっている。そんなこんなで温かくなった2日間を使ってキッチンの更新を図った。
 材料は新規にテーブルを設えた事により廃材となった厚さ24mmのベニア板である。これも野ざらしで何年か使っていたから腐食が入ってはいるけれど捨てるにはもったいなく、かといって取り立てて用途も無いという廃材なのだった。これをたっぷりと使えるから諸費用は零でキッチンの3台目が新調できると言う訳なのだ。

 サイズは2台目と同じで、2代目のグリル部分だけ再利用しグリル付きと構想して材を揃え組んでみた。この時点でやはり収納部も必要かと思い直し組み付けてしまってからの収納部加工をする様になってしまった。
 小生の工作は図面は殆ど作らずイメージだけで組付けしていく「やっつけ仕事」あるいは「成り行き次第」が常なので多々こういう状況になってしまう。それでも何とか組み込めて、再度の変更で収納部の扉も2台目の扉を再利用した。と言ってもそのままのサイズでは収まらず縮小しての再利用である。

 のらくらと作業を進め二日を要して完成した。置き場所は元の場所ではあるけれど向きは90度回転させてみた。この方が広場から様子を視認しやすいだろう。当初から備品として用意した切り抜きの魚や野菜などは散逸し全く無くなってしまったから新たに用意をしなければならない。ついでに自宅に有って既に用無しの幼児用食器も加える事になろう。そのことも浮かんだからこそ収納部を急遽用意したのであった。さーて、喜んでくれるかどうかはおチビちゃん次第だが、しばらくは地拵えで拠点には上がらないので見れるのは何時の事やら分からん!。