トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

フキノトウ萌えた

2021-02-10 | 感じるままの回り道
 フイールド日当たりの良い場所にいくつかフキノトウが出てきた。採集し味わう事はせずに眺めて楽しむ小生なのだが、おっつけ消えてなくなるフキノトウでもある。フイールドの数カ所にフキを定植しフキノトウを眺められるようになって久しいけれど、フキノトウやフキの存在が知られるようになるに従い消えるのも早くなっている。大方の感覚は「山菜」であって採集対象、環境植物としての感覚や位置づけなど無いのが普通なのだろう。

 山里での折り合いの付け方や不文律など関心も無く「山菜などただ」としか思わない俄か山菜取りの跋扈蹂躙は威之志士様と同類である。元の竹藪山を知っている人たちでさえ「自然になった」と思っているかの様だ。帰省しての線路沿い、フキノトウやコゴミの大きな群落が多々連なっているのを見るたびに、過疎凋落を想う。あるところには廃棄する程あるけれど採り尽くしてしまうような意識も輩もいない。彩りにある程度の植物を大胆にかっさらっていく心魂が分からん。まっ、盗人の種は尽きまじ、そういう事なのだろう。
 
                    

                          

刈り出刈り出せど我が作業、楽にならざり

2021-02-10 | 今日は真面目に
 連日の地拵え作業だが、少しも進まない感覚になる。伐採しては片付け集積、伐採しては片付け集積の繰り返しで、現場を広く俯瞰すれば進捗しているのは理解できてもその日の作業現場を写したところで変わり映えなど無いのである。
 この日も先日に伐採したヒサカキやアオキを集積し、一段落したところで東側のさらに背が高いひょろ長のイボタやモチを何本か伐採した。もちろん片付けまでは及ばす倒したままなのだが、この繰り返しで桜の開花頃まで続くのだろう。

 この後、暴れるに暴れた枝のマキの列植大樹を伐採しなければならない。今はそのための伐倒空間を用意しているようなものである。空間を広げ足元を危なげ無いようにしてから、また本格的な牽引伐採をすることになる。

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