トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今期、珪藻給餌事始め

2021-02-05 | 小父のお隣さん
 池の二枚貝はまだ吸水管さえ見えないけれど産卵母貝として充実させたいから今冬は給餌を休んではいない。サイクルは週一で与える事を継続しつつ今季初めて珪藻を与えたのだ。フイールド下のY川流路に降りて網と刷毛で石に付いた珪藻を掃き掬ったのだが、思うような量にならないのはいつも通りである。何とか池の中で珪藻の養殖を行いたくてウオータークリーナーの吐水口に仕掛けを設置したのは昨季のチャレンジだったものの不首尾に終わった。

 今期は発砲コンクリート板の廃棄物を石に見立てて付着養殖に挑戦してみる心算。流れの中の玉石に付いた珪藻は薄く、その中にヤゴなど居るとも思わないのであるけれど、やはり今回も6匹のヤゴが入ってきた。ヤゴだけでなく小さな水生生物も入ってくるから意外と捕食には困らない環境なのだろう。

 ヤゴは川に戻して珪藻と珪藻の付着した石を持ち帰り池に投入。どれだけ二枚貝の餌となるかは不明だし、ウオータークリーナーで濾しとられる方が多いかもしれないけれど「投入しないよりはまし」であろう。そのあと近くの日帰り硫黄泉に行って源泉を1ℓ持ち帰って投入した。フイールド泥水池からも種水をも運ばねばならない。池の水源は水道水なので「それなりの配慮」のつもりでもある。

ウメの木の整枝剪定

2021-02-05 | 今日は真面目に
 フイールドには耕作していた当時の梅畑から生き残ったウメと補植したウメで10本前後がある。しかしここをフイールドにして以来、整枝剪定を行った事が無かった。それは花を楽しんだり果実を収穫する対象では無かったからで、あくまで早春に開花する花粉や蜜源植物としての位置づけなのだった。
 それでも新規の会友にすれば「梅畑=収穫」の図式は変更しがたく果実を収穫するようになり、その上、どこの誰か不明な山荒氏が青梅をかっさらっていくことが定着してしまった。

 だからでもないけれど地拵えにくたびれた小生には気分転換も必要だから「整枝剪定」を行ってみた。長年、手入れをしなかった結果、樹形は荒れていて単年度の整枝剪定では形が整わない。それでも整枝剪定事始めの今回は「盃状樹形」を念頭に少しばかり手を入れてみた。あちこち飛び飛びに植えた梅もあるから一升瓶ケースを踏み台に携行しながら10本程度は手を入れることが出来た。徒長枝も切り詰めたから来季は花芽となるだろう。
 青梅の状態で採果されるから熟して落ちた果実を拾い喰いする楽しみがなくなった昨今ではあるものの色即是空空即是色、すべては夢幻と思うしかないなあ。もとより既に個人所有の土地ではないからだ。そう、全て無い空である。

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