トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

温かくなった日

2021-02-21 | 小父のお隣さん
 予報通り暖かくなった。夕方の気象情報値最高気温は23℃に達していた。小生は北側斜面の日陰の林内で護岸資材の伐採を行っていたから気温が高くなった感覚は少なかった。それでも長さ3m直径25cmほどの丸太を曳き出してトンボ池の日当たりの良い場所までくると複数のチョウが確認できた。
 作業中、木立を通しS先生らが見えたから挨拶に行くと運よく「テングチョウがここに!」とSさんが指し示してくれたので1枚撮影出来た。小生単独ではまず見つけられない。専門家のSさんも「飛び立ったから…」と言ったようにホント見つけにくい。


 近くにはウラギンシジミやタテハチョウが飛翔しており、この日「5種を確認した」との事だった。小生作業後に真っ白なガの仲間や種別不明の高速飛行して去ったチョウ、またキタキチョウ複数を視認できた。キタキチョウは帰路の途中に車窓からも複数頭数えられたので、一挙に姿を現した感がある。紅梅にはニホンミツバチやさらに小型の昆虫が多数来ており「春だなあ」を実感させる一日となったのだ。
 ウラギンシジミは裏側でなく表側の色彩を写したかったが開いてくれず中途半端な1枚となった。タテハの仲間はお約束の「判別できない」顛末で、図鑑対象でキタテハかそうではないかも・・・。小生はこんなもんである。テングになってキッパリと言える。タテハーッ!
                 

トーシロの考え休むに似たり・・・

2021-02-21 | 小人閑居して憮然
 掛かり木となってしまったマキの大木、プロなら斜傾している幹に上り枝下ろしをしつつ地上に落とす算段も可能だろうが、高齢素人では危険極まりない。前日に牽引伐採するためのロープを使用し横方向に牽引してみたのだがびくともしない。牽引力500kgではそんなもんであろう。
 一晩考えて出した答えは木元を引き、木元を切株から5尺ほど下の地上部に落とせば何とか対処の仕様もあるだろうと、牽引力2トンの荷締めを携行し木元を引いてみた。これもびくともしなかった。もう一つの作戦は木の先端部に牽引ロープを掛け引き落とす、と言う方法なのだが、子細に観察すると太枝が織り込まれている感じなので難しい様に思えた。
 上方部にロープを掛ける手法はツリークライミングの道具で適う。そうして先日設えたアイロープを掛けて引く算段なのだが枝の太さを考慮すると外れる物理的条件は皆無だろう。

 結局、この日も須田紋太と仲良くしただけで憮然の帰宅。とにもかくにも急傾斜で足場を取り難く作業も危ないだけの切り株に乗っている木元を地上部に落とせば道も開けようと思えるのだけれど、牽引抵抗を最小限にするために切り口の角を落し、牽引しながら6尺の金梃子で力を加えるしかないのだろうか。しばらくは悶々と春の憂鬱が続くのだった。
 掛かり木の処理は危険作業の筆頭でもあるので焦りは禁物・・・。傾斜面で下向きの枝の暴れた常緑樹、プロでさえ思案する条件下でトーシロが挑む気持ちは全く無いのだが放置は出来ず地上にご安泰だけは必須事項なのだ。
 まあ危険を排除するために自ら危険状況に身を置くなんて矛盾しているものの、綺麗ごとで済ます事が可能なら苦労など無いのである。

 現場で思案模索の折々、周囲の斜面を眺めれば、下方まで見通せるようになってきたし林床にも日差しが届くようになって「明るい林内」の様相に変わったのが明確だった。そんなこんなで須田紋太しつつも目指す林相環境が現れつつあることは、やはり苦労のし甲斐があると言うものである。