トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ボッチつまみ喰いのウヒヒ!

2021-02-12 | 何よりの楽しみ
 暮れから味噌酒粕漬けがお気に入りなのだ。今回はイカ燻製と黒豆水煮を漬け込んだのを食した。イカ燻製は容器に入れ込むのは止め、酒粕を塗ってラップで密閉し冷蔵庫で一週間漬けた。黒豆は同じようでも良かったものの、出汁袋に入れ漬け込んでおいたのだ。

 一週間を経過し取り出して試食。やはり「美味しい」「旨い」「ヒロシ感激!」の手太楽だ。漬けた品物は軟化するのは理解していたものの燻製も柔らかくなって歯切れがよいし黒豆も同じだ。しかし何よりも「旨い!」のが堪えられない堪らない。塩分が少ないから欲するままに食べても大丈夫なのだが、さすがにイカの燻製は一度に食べるのは避けた。
 どれもお茶の供に限らずテレビを見ながら炬燵でつまみ食いするのに格好の一品だ。しかしながら漬け込んで一週間後となると美味しくともスローフードであって無くなったから「ハイ次!」という訳にはいかない。

 まあ、そうだからこそ食べたいが「つのる」のだろう。故郷は大雪が積もっているがコロナ禍では帰省して積もる話もままならず、電話やテレビ電話などでは伝わらない情報や感覚もあるのだ。支援を仕事にしている人たちの苦労が偲ばれるが、受ける側にとっても息づかいや体温が感じられない機器を通してのかかわりでは不安も募るばかりだろう。黒豆の粕漬けを楽しんでいられる身などは貧しくたって太平楽に違いない。

                  

三日で坊主の犯行⁈

2021-02-12 | 小人閑居して憮然
 ニホンアカガエルの産卵があったと喜んだのも束の間、三日目のトンボ池はドタ濁りで池の中は皆目様子が分からない。ただ、この犯行を行った主犯は手掛かりを残していった。度々現れて採餌して去る水鳥に間違いない。枯れ草に付着していた羽毛がその証拠である。昨秋に採集した羽毛は「タマシギ」とS先生が判定してくれたのだが、今回の羽毛もそれなのかどうか記憶が曖昧で比較できない。ブログの中身を検索すれば出るだろうけれど、そこまでしたところで不毛である。
 この水鳥、昨年末ごろから大挙夜間採餌しているようで水域のシャジクモはすでに皆無になって、オーバーフロー部には白い根の残骸が集まっている。水中にはアオコもあるけれど、こちらはご馳走では無いらしく大方が残ったままだ。

 さて、水生植物を採餌するのは構わないけれど産卵したばかりのニホンアカガエルの卵塊まで食べられては黙ってもいられない。先日は水際保護のためロープを張って環境破壊教育を防ぐ対策を取ったばかりなのに今回は防鳥網を張らなければならないかと思ってしまった。
 何年か前にウシガエルを放たれた事があって、その捕獲のためのネットが不首尾のまま三日月池の際に放置してある。これで間に合わせようと広げてみたけれど破れが多い。それでも畳2枚分くらいは使えそうなのでゴミを摂り稲架に下げておいた。池の水が済み次第、残りを確認しつつ網を張るつもり。

 池の写真は更に1日経過してからなので少し澄み始めている。発見した日はデジカメを忘れ、頼みのケータイも電池残量が無くて撮影できなかったのだ。
 すでに8卵塊あった場所に残っている物はなく、視認できたのは砕かれて小さくなった塊など、数としては半減であった。被害甚大、まあ、食物連鎖の一環だと思えばフイールドにも非営利の環境破壊教育活動より「腹に据えかねる」事は無いものの残念無念は湧き上がる。