トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

枯草の刈り出し

2023-04-04 | 水辺環境の保全
 既に木本も草本も萌えていて日当たりの良い低草池はお花畑なのだが棚田部の法面はお花畑設えでは無くて中高生種の植生である。本来ならば萌えだす前に枯草の処理をすべきところなのだが「判っているけど回らない」のが現実で少々というよりは大幅に遅れた作業になった。とは言え立ち枯れた草本に鎌を入れて切り取ったところで相手はチカラシバやカサスゲ、ワレモコウ、アシの類いなので多少の狼藉には十分耐性があり負けない。

 草刈り鎌は自宅で研ぎ直してあるし分け入って新葉の上側で刈り取って集積した。時間にすればゆっくり小一時間だからどうて事は無い作業だけれど「どうて事が無い」からこそ自転車操業・水商売の日々では先送りになりがちだ。この日も草地の手入のつもりで入域したのに水見回りで3カ所も漏水部を発見したから結果的には最優先で漏水部処理となった。
 ホント、「予定は未定、見てぇチョーダイこの手太楽」な日々・人生・老後。で、腹が減っても姥捨て山には「ウーバー捨ていー」で配達無いから自宅で昼飯。今日のご馳走は「チンご飯にシイの実で作ったしょうゆの実山掛け丼」箸休めは自家製イナゴの佃煮・・・。想定では侘しさがつのったから途中で「ホッケの開き一夜干し」を買ったのは想定外。

 既にホッケの季節では無いし美味しくなくともしょうもないか。ショーケースにホッケがあると手を出してしまうのは働き盛りで鬼籍に入った根室の同級生を思い起こすからなのだろう。帰省の折のお土産にホッケの丸干しだったか度々頂いたものだった。郷里の食材にもホッケやタラの干物が多かった。
 さて小生現役の頃、スーパーの厨房でバイト経験のある後輩が「売れ残った鮮魚は開いて味醂や醤油漬けにしてまた店頭に出してました」と話していたけれどまあ「さもありなん⁉」てなもんや三度笠。



 

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