トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

浮草や兵どもは水の夢

2021-10-15 | 感じるままの回り道
 トンボ池の水面に蟷螂の姿が見えた。取ろうと思ったものの既に十分時間の経過があったような状態なので撮っただけでお終い。肉食昆虫の頂点にも立てるカマキリも時節ともなれば儚いものである。カマキリだけでなくトンボやセミの亡骸も目立ってくるのが10月ともいえる。

 食草園の整備の手立てを思案しながら立ちんぼしていたら首筋に何かくっついた。手を当てたらそれはカマキリだった。何故かこの日はカマキリに縁がある。かまいたちには縁など無いように願ってしまう小生であった。
 このカマキリ、なかなか離れようとはせずアームカバー付近でギョロ目で眼付けして来るのだ。小生が敵対的行為をしたわけでも無く、越境し我が精神的安泰圏に侵入してきた当の本人なのにだ。こんな連中や国家は既に普遍的になって驚くに値もしないが「朱に交われば赤くなる」を実践したくなったのだろうか。とは言え赤いアームカバーに寄りついても赤くはなれないのにねぇ。
 このカマキリ、現物を見ている時は気付かなかったのだが左翅に寄生虫だろうか付着している。トンボには赤いダニみたいな虫が付着しているのはよく観ているがカマキリでは恐らく初めてである。両脇の白いのは模様か⁈。普段、目にしているカマキリでも子細は認識などしてはいないのが良ーく分かる。

右側   左側
 

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