トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「空の青、水の青にも染まず漂う」

2016-09-25 | 小父のお隣さん
  沈泥池内のコナギ抜き取りをやっていた折、水面すれすれに飛翔しているトンボを見た。体長35mm程度で水面すれすれの飛行だけで舞い上がる事は無かった。サイズが小さいし色は暗いし、飛び立つと直ぐに見失ってしまうほどだ。コナギの上なら背景は明るい緑なので視認しやすいのだけれど、水面までシャジクモが繁茂している水面では本当に追跡しにくい。
 ましてやケータイのカメラでは速写性は無く日陰ではシャープさがなくなるし、日照下ではコントラストに対応しきれない。胸ポケットから水没させたのも影響しているのか、ケータイのカメラの御機嫌伺はズバリ「写してみなけりゃ分からない…」になってしまった。
 それはともかく、そう好きでもない青色なのだがトンボの青色だけは心惹かれる。腹端に鮮やかな淡青色を持つイトトンボは数種、図鑑にあるが、淡青色が明確に二つ見える事、黒っぽくて頭から胸部が白っぽい事などから「クロイトトンボ」ではないかと思ったのだけれど、ムスジイトトンボもアオモンイトトンボも似た姿だ。
 今回の結論「いつも通り不明だった」ので、シャンシャンと拍手お開きするしかなあい…。それにしてもこのトンボ、今期は度々視認できて、そのうえ複数個体で飛翔までしていた。どうも直射光下は好きではないように見えた。まあ、乱視に老眼が入ると色々に見えてしまうのはいつも通りだ。

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