トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今季最低気温

2014-12-21 | 感じるままの回り道
    
 最低気温氷点下2度を越えたこの19日、庭の霜柱も背を伸ばした。撮影した時は陽が当たってからだったからだらしなく写っているが、近所の日蔭の花壇では5㎝を越えた。里山の奥に見える遠い山並は連なって真白である。この二つの風景をアップロードしようとカメラ側で名前をつけ取り込もうとしたら消えてしまった。操作を間違えたのかどうか原因不明で、今回は写真なし・・・。
  年を越えないのにここまで積雪が見えるのは珍しい。郷里でも積雪1mン十㎝とか報道されていたが、記録的大豪雪を体験した小生としては驚くことも無いけれど、近年の降雪量低下や融雪設備の整った環境下での大雪は困った事態である位は想起できる。便利快適の代償として適応や対応能力を低下させるの当たり前すぎるほど当たり前だ。
 あの大豪雪の時、唯一の交通機関である鉄道が十日ほど止まっても「騒ぐ人」や「救援要請」などどこにもなかったのだけれど、いまだに思いだせるのは蒸気機関車の汽笛と共にロータリー車の雪煙が雪原の彼方に見えた時は嬉しかった。

百均といえども

2014-12-20 | 小人閑居して憮然
 お風呂の玩具に百円ショップで船とダックを買った。当然、正常な姿勢で浮いてくれるものと思っていたのだが結果は写真の通りである。
 ダックは傾いたままだし船に至っては半分以上没した船体を傾きながら動く。「浮いて動いただけでもまし」とする考えもあるだろうし「安かろう悪かろう」の考え方もある。しかるに安くても当たり前の姿勢は保ってほしいのが小生の感想だ。
 勿論、遊ぶ子はそんな思いなど毛頭湧くことも無いが、小生としてはあの大惨事海難事故と直結してしまうのである。包装は既にないから製造国は不明だけれど同じ国ならいたたまれない思いもする。

*暑さが恋し

2014-12-19 | 感じるままの回り道
        短夜にカッカ掻痒目覚めさせ
        網戸越し満月なれば蚊も覗く
        留まりて網戸で月見る吸血蚊
        月の射す網戸に黒く蚊は端居
        天井のイエカ動かぬ冬来る

涸れずに来てワクワク

2014-12-18 | 水辺環境の保全
 
 水見回りで「ヒョウタン池」の湛水を確認してきた。初夏に「ベントナイト」20kgを散布した成果である。泥水池・トンボ池とも隣沢からの送水が止まって渇水寸前なのだが雨水だけを頼りにしているひょうたん池が健在なのはまことに皮肉だ。
 通年、ぬかるんでいた地面にビビッときて土を穿った水面面積3坪ていどの水溜りに過ぎないけれどトンボもモリアオガエルも産卵し世代交代を始めた池である。欲をかいて拡幅して貯水機能を破壊してしまった小生が「名誉回復」を期待して投与したのがベントナイトだ。購入するのに商品価格より高い送料を負担する羽目になったが湛水している状態を見るたびに満足感が湧く。水は湧いていないが生物は湧く。無料の投票で湧くのは寄生生物ばかりだが、こちらは資材価格より得難い価値が湧き続ける。

元気な花だ

2014-12-17 | 小父のお隣さん
   
 フイールドのそこかしこにアザミの花が見られる。すでに草紅葉も終わった中で緑の葉と花を上げている元気者だ。例年、この時期には咲いていたのだろうが今まで気が付かなかった。
 大型のアザミ類はことごとく枯れているけれど、この植物は小柄ながらも新鮮なままである。詳しく花姿を観察記憶した訳でないから名前を確認するときにはいつもの通り「困った、分からない」となる。それでも遅い時期に開花する性質を手掛かりに探したら「ノハラアザミ」ではないだろうかと思えてきた。「植物検索図鑑」には詳細が記載されているがそこまでは詰めないのが小生だ。熱心にやってこれ以上頭髪がなくなっても困るが、花を見つつふと思った事は「育毛成分があるかもしれない・・・」。

**厳母、灰を掻く

2014-12-16 | 合混で闘作すれば

  祖父を超えるに金目は言わぬ
      妄母小遣いン千万 ハア コリャコリャ      
下僕
  元より歩なり世襲となれば
      鍍金に劣る歩の腐成り ハア コリャコリャ    
ナッツ姫
  何をやっても地盤は鉄板
      投票低けりゃなお鉄板 ハア コリャコリャ    
祢宜嬢
  わたしゃ毎回ご当地うまれ
      何処も同じ木偶人形 ハア コリャコリャ     
落果賛
  賢くしない教育手練
      伊達に政権長くない ハア コリャコリャ      
門下勢
  路線は信任障壁消えて
      単身削らず多身を切る ハア コリャコリャ     
正午

年寄りには冷や水

2014-12-16 | 遊び子は
 付き合うには辛抱が欠かせない幼児の相手、同じ絵本を飽くことなく「読まされる」のは普通の光景だが本だけでは無い。この長い繰り返しは遊びの場面で随所に遭遇する。
 日本列島が寒波で覆われ郷里で新幹線もストップした冬晴れの寒い日、公園へと散歩に出たのだが危険個所でストップしてしまった。河原の石を飽くことなく水面に投げ入れる。結局昼までの二時間を熱中して遊んでいた。
 夢中になれば水際を越えそうになるし、どういう訳か平坦地を選んでも水辺への傾斜面で遊びたがる。もうハラハラのし通しである。なんとか場面転換を図ろうとクッキーやらヨーグルトやらジュースやらと誘惑物質を口にしても徒労だった。最強アイテムの「アンパンマンふりかけ」も惨敗だった。
 水辺にしろお風呂場にしろ幼児期には危険な場所だが、そんなところこそ魅力なのだろう。二度童が童の相手をするさむーい二人童の一日であった。

**貧者の一票

2014-12-15 | 合混で闘作すれば
 義理人情一途と言うには哀し過ぎ人物不問未来読めない     一心助
 汚れなきこの白票に込めし意を投じて薄氷お先真っ暗       誤記喪中
 あれこれも狐狸や狐狸やと思えども未だに抜けぬコリャ騙された 狐狸暗
 まがい者ばかり並べば行く気など想起もできぬ師走の寒波    独居牢人
 国民の権利も義務もどこへやら民意白けて先生饗乱         夢精
《大先生特別発句》
      断舎利はできぬ特権性に合い   ツグミ某
      め、かしこみ産土神の禊ぎ済む  祢宜嬢

クルミと銀杏

2014-12-14 | 感じるままの回り道
    
 兄が大量の銀杏とクルミを送ってくれた。ミカンコンテナ一杯分はある。譲ってもらったのは小生が賞味するだけでなく会友が必要としてるのを聞いたからだった。クルミの中の成分が免疫機能を活性化させるという。正直、これだけの量を送ってもらえるとは思ってもいなかったけれど、欲しい人には嬉しい量になる。
 小生等のフイールドにクルミは自生していなく見本樹として拠点で育成しているクルミはようやく今季1個だけ結実させた。落果したら賞味しようと待っていたのだがいつのまにか消えてしまって初果は頂けなかった。思い返すと子供時代に食べたクルミ餅やクルミ和えはご馳走だった。
 イチョウの大木はあるけれど実をつけないオス木なので、銀杏も採集することは出来ない。どちらも大量に食べる食材ではないから不自由はないが必要なところではまとまった量が欲しい材料でもある。
 余談だが、クルミの薬効がテレビで紹介されてから400g入りの袋が同じ値段で300gとなったとか…、商魂の逞しさは健在であり薬効は必要ない。

*君子携わらず

2014-12-14 | 性向有毒の翁なれば
        選挙費を年越し資金と願う民
        バラつけた偽員や戯員で国の映え
        永田町保護法成って開かずの間
        しもべーだ一夜で豹変金バッジ
        皆様のとは言えかって史実なし
        一夜にてト金となるも歩は歩なり

龍頭断尾

2014-12-13 | 小人閑居して憮然
  
 フイールドのバイオトイレは未だに未修理だ。年の初めに洗浄液ボタンが故障し初夏のころから漏電ブレーカーが落ちて曝気槽が動いていない。そのうえトイレの床材が腐食して踏み抜かれる恐れも出てきた。トイレの床を踏み抜いて怪我をさせるのも嫌だからと会友が応急修理でベニア板を敷いたのだが、いまだに何の修繕もなされない。当然現状は「ぼっとん便所」で田舎の香水臭がするし曝気槽は露出しているから衛生状態も気になる処だ。
 計画し設置するまでは鳴物入りでも、その後の手当ては御覧の通りが相場だ。10年ほど前になるが県知事と一般参加者が一緒に植樹したエリアは、その夏には業者によって刈りはらわれている。現在、送水が滞っているラインもフイールドの沢に「水辺環境再生」のための「命の水」だったはずなのだけれど通水の目途さえ無い。10数年間滞りながらも水を得た結果、水生生物が増えて貴重種も観察されてきたのに「全部ぶち壊し」になってしまった。

猪の寝床

2014-12-13 | 感じるままの回り道
 高さ6mに及ぶアズマネザサの密集地になってしまったヤマザクラと栗の大木を刈り出している途中で猪の寝床らしき空間が複数出てきた。数年前に尾根筋の畑跡に繁茂したススキと葛・アケビの藪を刈りはらったときもそうだったがそれぞれ獣道でつながっているのだ。
 今回は栗の大木直下で、栗の落ちる音で寝床を離れれば新鮮な栗を味わえる至近距離である。意地悪するつもりもないけれどのさばらせる理由もない。それは侵入席巻甚だしい竹笹類も同じことなのだが、こんな環境を必要とする小動物も存在しており「程度問題か…」と思いながらの作業になる。

ウルトラ生姜のシロップと佃煮

2014-12-12 | 何よりの楽しみ
  ⇒ 

  寒い時期には生姜シロップ入りの暖かい飲み物がフイールドでの楽しみなのだが10kgの収穫を見込んでいた生姜畑は猪に荒らされ種生姜分すら回収できなかった。それでも残った生姜と道の駅で購入した生姜を蒸しスライスし天日干しにして「ウルトラ生姜」に加工した。こうすると生姜の有効成分が増大するのだとか…。
 その干した生姜に砂糖と水を加え煮詰めてシロップを2リットル作る事が出来た。取りだした生姜は砂糖と醤油を加え佃煮にする。どちらも少し口に含んだだけで身体が熱くなってしまう。この佃煮は暖かいご飯と食べても美味しいのだろうが、その性質上、副食には向きそうもない。フイールドでの寒さしのぎに口に含む程度の使い方しかなさそうだ。
 後になって思ったのだが「かりんとう」に加工したほうが使いやすかったかも・・・。

**壇徒の歪曲

2014-12-11 | 大震災
  ある事を無き無い事をあるとする嘘も方便免罪諮問
  猿芝居素知らぬ振りであの始末喉元過ぎてこの始末
  言う猿は真実一炉すらもなし安心安全案心暗全
  炉は小槌邪淫のごとき御執心目先の欲で死の灰列島

手斧を譲ってもらった

2014-12-10 | 感じるままの回り道
 新しい会員のY氏が手斧を譲ってくれた。もともと大工職人だから所持していたのだが、この頃はこのような道具を調達するのは難しい。手斧を使用しなければならない場面は多くないけれど、丸太の組木や皮むきには重宝する。
 楔が不十分で作りなおさなければならないけれど、これはこれで楽しい作業だがアズマネザサの密集地での作業が一段落した後の楽しみになる。