賛歌朗々

GITANESにはジャズだ。
それとは無関係に・・・。



　　歓喜を揚げよ！

」」　」」」　」」　」」　」」」
♪

嗚呼、その名を讃えるのは我ばかりではなく。

惜しげなく　恥ずかしげもなく高らかに

歓喜の雄叫びをあげるものにこそ

その芳しき塊は微笑む

芋が芋として　肉が肉として

その来し方を大いなる沈黙とともに語らうとき

皆、恥じるであろう。其れに

ほんの一時しのぎの役しか与えなかった過去を。

おお、今高らかに御名を叫べ

コロッケよ！コロッケよ！クロケッツよ！

これより先　我恐れるものなし

コロッケよ！コロッケよ！手作りクロケッッッッツよ！

汝こそ真の主役たれ！

（作・SGC『歓喜を揚げよ！クロケッッッッツ』）


口語訳

コロッケ好きっていうのは私だけじゃないはず。

もったいぶらずに、恥ずかしがらずに堂々と

「美味いなーこれは！」と言えたなら、

もっとおいしくなるもんだ。

芋も芋っぽくて美味いし、肉も結構いいやつ使って、

するとやっぱり味が主張してますなあ。

「とりあえずコロッケでも」なんて一時しのぎ的に

コロッケを扱ったことが誰にでもあるでしょう。

ほら、言ってしまえ！


コロッケよ！コロッケよ！クロケッツよ！

これがあったら、おかずに困らない。

コロッケよ！コロッケよ！手作りクロケッッッッツよ！

君こそ本当は主役なのだ！





※ばんめしに出されたコロッケが思いのほか美味かったので、
つい「歌劇で主役がコロッケの歌を高々と歌う。」
というシーンを想像してしまいました。
それだけのことです。