the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 





GITANESを吸わなくなって5年以上。
保険会社の調査で「タバコ吸わない」に
○印をつけるのが、ちょっと快感。
それとは無関係に・・・。


会社の、隣の部署の上役が療養休暇に入ることになり、
その期間、業務のいくらかを担当することになった。
仕事の種類がいくら増えても別に何ということはない。
困ったときは全員でカバーするのは普通のこと。


増えた業務の一つに会計事務所と関わっての分野もある。
留守を少人数でカバーしなければならないことや
その他諸般の事情により、業務の重要な部分(の仕様)を
変更する必要性も生じた。


代理引継ぎの連絡と作業手順変更の内容を話すべく、先方に電話。

一応伝えることは全て伝達。



30分後、言い忘れたことがあったので再度電話。

ところが、どうも先方の反応が非常に鈍い。
その上、
「(その上役の)療養が終わってから、その人と充分引継ぎを
してから、改めて変更作業は進めて行きたいのですが」
と言われた。


なに面倒くさい・悠長なことを言っているのか理解できなかったが
よくよく尋ねてみると、担当者と先方の代表の間で

「あの会社のSGCというまったく今まで知らなかった人から
電話が突然入って、いろいろ変更のオファーがあったが、
そもそもSGCってのはどこのどいつだ?それと、こういう件は
オーナーからオーナーへまず事情説明があって、それから実務者が
実務レベルの話をするものではないのか?」


というやり取りがあったらしい。

そりゃ、そうだ。ムリもない。ご不審はごもっともである。



ひさしぶりにオモシロイ話に巻き込まれ、思わず吹き出してしまった。
ひょっとして私が、上役不在の間に勝手に何かを画策していると
思われたのかもしれない。



電話でのやり取りの一切合財をそばで聞いていた当方の代表が
向こうの代表に電話をしてくれ、全ては会社了承のことと説明して
くれたので諸々の誤解は解け、実務の話に入っていくことになったのだが、
こういうときにはやはり肩書きや役職とか、事前の面倒な根回しなどが
必要なのだと感じた。


大体、パッパッと判断してサッサッと決裁をもらって仕事を進める
のに慣れてしまい、肩書きとか役職とかなどを適正に利用したり
階段を一段ずつ上がっていくが如きプロセスを省略しがちなので
こういう、普通な壁に突き当たるのが新鮮で非常にオモシロイ。


越境OK、プロセス省略、稟議書不要、自分でやれ、すぐにやれ

がほぼスローガン化している環境で働いているので、
普段どれほど自分たちがやりやすい環境にあるのかが身に沁みた。


しかし、世の中って面倒くさくできている。





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