サクラ

GITANESは冷静に考えると、不味いんです。
それとは無関係に・・・。


桜に対する自分の感情を冷静に考えてみると、恐ろしいことに
あまり桜に対して良いとも何とも感じていないみたいだ。
満開の桜や散りゆく姿を見て「ああ、いいなあ」と思える有り様を
自分では理想としている気もしつつ、でもそんな感じ方は実はしていないのだ
という自覚も少々ある。

それがいいか悪いか別にして、それが自分なのであれば
それが現在の自分なのであれば、それはそうであろうし
いいか悪いか別にしなくても、そもそもいいも悪いもないのだ。



そう言いつつ、今年は桜の名所とされる寺へも行った。
急でたくさんの石段を登り、桜を見た。

そして、昔クルマの幌を開けて真夜中にゆっくり走った道路を
走り（昼間だが）、またオープンカーに乗りたいな　という欲の目を再認識した。


まあでも確かにキレイだ。
そこに身を置きたい気がするのも我ながら無理もないと思う。



植木屋さんは言った。
「理想なのは、隣の家の桜が立派　という環境です。それなら掃除しなくてもいいし
毛虫も降ってこない。」