GITANESを吸いながら書いたわけではない。
それとは無関係に・・・。
平成最後の日、つまり4月30日の日付で
おまけに4月30日の消印で、数少ない友人に手紙を書いたことは
先日ここにも書いた。
昨日彼から返信が届いた。
知り合ってからここまで35年ほど経つが、これまでにないほど
微妙に格式ばった、らしくない手紙なのだが
冒頭こそ○○様 と、敬称をつけてくれたものの
文中はすべて私を呼び捨てにしている。
これが本当に彼らしくて、あるいは彼と私の関係性らしくて
ゲラゲラ笑ってしまった。
互いに手紙の内容などどうでもいいのだ。
彼からの手紙がポストに入っていた時点でもう
面白くって仕方ないのである。
彼は別名「ニューヨークの象」という。
ここ、SGCの前身ブログ(当時はブログという言葉もそんなにメジャーじゃなかった)
では連載を持っていた人物である。
9.11テロ事件のときにはニューヨークに赴任中で
なかなか連絡がつかずにハラハラしたのを思い出す。
手紙を送ったのは二人だったのだが、もう一人の方「M」は
すぐにフェイスブック経由でメッセージが入った。
会うか?
というものだった。
これも簡潔でわかりやすい。
実はMと象の反応が、私の予想とまったく逆だったのが興味深い。
手紙を書いて寄こしそうなMは短い電信を送って寄こし
書かなさそうな象が改まって手紙を送ってくる。
長らく会わないうちに、それぞれはそれぞれに変化があったのかも知れない。
そしてそれはおそらく、私も例外じゃないのだろう。
ぜひ近いうちにお会いしましょう。
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