GITANESは読書のお伴。
それとは無関係に・・・。
昨年の1月と比較するとかなり読書ペースが落ちた。
それは、昨年1月に三河雑兵心得シリーズの既刊分を一気読み
したせいだが、それがなくてもなんとなく年明けから
読み進めるスピードが上がらない。
それでも誰に迷惑をかける訳でもなく、スピードが上がったところで
何も得るものはないのだ。
〇今野敏/機捜235「昇華」
シリーズものの警察小説。巻が進むにつれてキャラクターはどんどん
立ってくるものだ。ほぼ最後まで真相がわからないので
面白がって読める本。
〇今野敏/東京湾臨海署安積班「秋麗」
こっちはもうキャラが随分前から確定している、息の長いシリーズ。
文庫化を待って買うようにしている。もちろん価格の問題である。
同じ作者の「隠蔽捜査シリーズ」は、出たらすぐに買って読む。
その違いは自分でもわからない。
〇時武里帆/護衛艦あさぎり艦長早乙女碧「試練」
前作を読んでいたので、間が空いたがこれも読んでみた。
可愛い漫画調の表紙にはかなり騙されるが、面白いエンタメ。
この手の表紙がついていることで得しているのか損しているのか。
まあ、得しているからそうしているんだろうけど。
〇アン・ウォームズリー/プリズン・ブック・クラブ
カナダの刑務所で服役している囚人対象の読書会のドキュメンタリー。
読書は服役者の更正に効果があるという。
囚人に課題図書を読ませ、その後の集会で感想などを話し合う
という活動の記録である。
取り組みも内容も面白い。
ただ、これを風呂に漬かりながら読んでいたが、少し濡れた表紙を
タオルで拭いたら、タオルが真っ赤に染まった。
白い衣服が擦れずよかった。