the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 



GITANESの煙は妄想を催す。
それとは無関係に・・・。

T「『刑事一課のものだ』って言いぐさはねぇだろうがよぅ。」
目つき悪男「なんだと?」
T「フルネームを言えよぅ」
目つき悪造「言いたいことは署で聞いてやる」
目つきの悪い、刑事を名乗る男どもはTの腋に左右から手を差し入れ
強引に立たせて連れて行こうとした。

私「Tさん、この写真の、Mちゃんって、」
T「放せよぅ。まだコーヒー残ってるんだよぅ」
目つき悪夫「うるせー!来い!」
私「いや、Mちゃんって!」
T「あ、マスターコーヒー代!」
マスター「今度でいいよ!今度があったら!」
私「いや、Mちゃんって!」
T「違うよ!そのドアは押すんだよぅ!引いてどうするんだよぅ!」
目つき悪男「うるさい!わかってる!」
T「わかってねえじゃねーかよぅ!」
オカマバーのママ「うるさいわよ!寝てられないわよ!」
全員「いたのかよぅ?!」

嵐のように一行が去り、写真の人物の手がかりを連れて行った。
私「Tさん、何か引っ張られるようなことしたの?」
マスターがコーヒーカップを洗いながらこっちを見た。
マスター「知らなかったの?」
私「え?」
マスター「Tはオクスリの売人さんだよ。」
私「え?そうなの?」
マスター「知らずに付き合ってた?」
私「そもそも付き合いなんてないけど・・・。違法薬物?」
マスター「そりゃそうでしょ。合法なら薬店だもの。」
私「・・・。」
マスター「『膝だけじゃなくて全身に効く越谷生まれの
     グルコサ〇ン』ってキャッチフレーズでね。
     ネットでバンバン宣伝してた。そりゃ捕まるわな。」
私「・・・バカなの?」
マスター「賢くはないね。」


写真の人物探しがまったく進まないままだ。
オカマバーのママに会釈して、喫茶店を出た。


」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」


続くのか?


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