こんぺハウス

小さな出来事やら、どうでもいい事まで不真面目に表示(笑)
超断片的高レベル技術サイト。それがこんぺハウスの目標(汗)

ぱる用てんぐー(笑)

2007-03-22 00:37:47 | モーターいじり
ええ 今更カシメストックなんか遅れているのは知ってますが
何かさ惹かれるんですよ。そのもどかしさ(笑) 缶が開けられないもどかしさ
外からしかいじれないあの懐かしい感覚.....そう540Jで知ったあのもどかしさ(照)
何だかさチト極めたくなったんですよ。時代遅れでもイイ。もどかしいのも
楽しいから




どうもtqtoshiです。





今日(昨日)は埼玉某所で栄光の総後悔?? が開催中みたいだが月火の疲労で
プチ崩壊。(汗)自宅でしっかり療養中ナ私だがココを懲りずに御覧頂いている方は
いかがお過ごしでしょうか。 何だか休むぞ!! と自分で決めても結局色々
やりだして机の上はしっかりマイブームの修羅場www

てナ感じで? どんな感じかは自分でもサッパリわからないのだけど(汗)週末のパル
走行に向けてモーターチューニング!! チューニングなんてのは恥ずかしいので(笑)
改め「モーターいじり」(笑)


パル指定モーター「テング30T」とその類似品の(オイ)ヨコモ30T♪

どちらが類似品かアレだけど(汗)とりあえずどちらもプロストックモーター。
定価1500円と言うリーズナブルなプライスからは想像出来ない性能で、みんな
一度位はお世話になったんじゃ無いだろうか。ストックモーターはリビルドタイプが
全般なのにあえてこのカシメタイプ.......何か逆に渋くない?(笑)

エンドベル側♪

現代のチップ式コンデンサー、大型ヒートシンク、金メッキパーツ等で武装したモーター
から比べるとなんとも寂しいけど、ソコは1500円モーター(笑)贅沢を言ってはいけない。
とは言え30Tだから....となめているとレースでとても痛い目にあう(汗)てか
全く勝負にならない。なので、自分の記録簿的な意味も込めて段階的にモーターいじり!!

STEP0(汗) 素
なんツーか寂しい回転数と品疎な振動(汗)大量生産低価格モーターの宿命か、パッケージから取り出しただけのモーターは寂しい限り。消費電流が高めなのはタダ単にメタルの当りが取れていないだけだと思う。普段は買ったら一通りいじってしまうのでこの状態は自分でも始めて。興味深い写真が撮れて結構満足(早)




STEP1 注油&慣らし

上の状態からメタル部分にひろぽん製特性オイルを注油。モーターファンをつけて4Vで
10分間慣らし。正直時間と電圧は適当(汗)だけど、オイルをメタルに注すと回転ノイズが
かなり軽減されて回ってる感じに(笑) メタルオイルはいろんなメディアの定説通り
とても大事な存在と言う事が解った(アタリマエスギマスガwww

慣らし後のモーター♪
回転数で750rpm、消費電力で-0.48A。コレはメタルの当りが若干出たから回転が伸びたと思う。10分程度の慣らしでも効果は有るみたい。




STEP2 ブラシホルダー修正

ホントから言うと上の慣らしの前にやったほうが効果的だと思うが、修正の効果だけを
知りたくてあえて後工程で(笑) 大量生産の誤差を専用のジグを突っ込んで補正。
ポイントはブラシの固定ビスだけじゃなくて、スプリング側も緩める事。写真の
ボックスレンチはブラシスプリング部の4.5ミリ。物によってやらなくても良い物も
有ると思うケド、今回のモーターはコレが結構効果的。かなり静かに回るようになった。

補正後のモーターとメタル部分補正♪
メタルのガタ調整はこんな感じにエンドベル側からグイッと押して、一端ガタを0にする。ソコからシャフトを叩き適度なガタを作るのだけど、今回は非常にガタが少なくて作業は無し。この状態で適度に回した後計測したのが右の写真。

消費電流で-0.43A 回転数360rpmアップ。数字的には寂しいけど(汗)この補正後は高回転までスムーズに回るようになり、やっとレースで使えそうな感じが出てくる。因みにこの作業大好きです(笑)



STEP3 ブラシカット

コレ タミヤGPなんかでは禁止みたい。ブラシを意図的に偏磨耗させて本体にセット。
そうすると事実上進角が付いてその分パワーアップて仕組み。ジグはコーセーの
スタンドアップ用。使用するモーターはヨコモ製の缶に懐かしのウエーブ(懐)ベル
スペシャル2!!(笑)1996年の全日本限定のローターをセット(笑)異常に振動が少なくて
ブラシカットにはもってこいだと思うのですが............

ざっくりカットォォォ♪
左の写真がカットの前と後。注意点は組み込む時に逆に組まない様にする事と、削りすぎない事。オイちゃんの場合、角を若干残して慣らしと実走で全当りにしている。右はその時のデーター。


ブラシのナラシが少ないので消費電流がかなり少ないが回転数は1860rpmアップ。禁止になるだけあって効果は高い。レギュが可能ならば有効な方法だと思う。




STEP4 スプリング加工

ノーマルの右側に対して180度までブラシを曲げ加工。当然ブラシにかかる
テンションが強くなり数字上はパワーアップ?? 騙されてはいけないのはこの回転数が
数字の上だと言う事。そのまま速くなればいいが、テンションが高い=抵抗は増える
なので適度なバランスがこのクラスの低回転モーターには必要。何よりバランス
が大事なのは、ラジコンも人生も一緒。やり過ぎな人生は短命に終わる(殴)

計測♪
実験的試みとして、下の左写真は+側のみ180度ブラシ。右は両方180度ブラシ。この場合両方の方が数字的には良いが、走らせて遅かったら苦笑いして誤魔化すのが大人のやり方(殴)因みにこのSTEP4までいじると、

ノーマルの17,370rpm→21,360rpmで回転数3,990回転UP(祝)ココまで回転が違うと、
当然同じモーターでも勝負にならない。特別難しい方法でもない事の積み重ねだけど
いじる事によって確実に生まれ変わると言う事が今回の実験でわかった。この先は
コミュ研磨機でコミュ径の調整やマニアックなので割愛します。
てか機械持ってないし(哀)


番外偏STEP22 パル愛??

今までいじっていたのは、同一ベースのヨコモプロストックだけど、
コレがパルオリジナル 「てんぐー」になにると.....................
ミヤビ店長のお店に対する愛と、シ○ヤさんのコースに対する愛が高次元融合し、
更にコースオーナー様の熱意が加わって 何をいじったかサッパリ判らないけど(汗)
こんなに回る コレ ブラシ以外ノーマルなんだけど.....(笑)






てんぐ楽しぃ(^0^*)





因みに 以前もモーターについて書きましたが、最高回転数の比較はあまり役に
立たないと思います。理由は無負荷で回している時の回転であって実走はもっと
違った回転域で、負荷のかかり方をしているからです。まあさ 回転数なんて
何時もの如くチーム内の戦いに過ぎないから(笑) コミュ研磨機ゲッチュして
26,000rpm回しちゃるけんね(オイ)

コメント (2)
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