くらし
<食わずには生きてゆけない。/メシを/野菜を/肉を/空気を/光を/水を/親を/きょうだいを/師を/金もこころも/食わずには生きてこれなかった。>(故・石垣りんさんの詩「くらし」から)▼大正9年(1920年)に東京の薪炭商の家に生まれ、関東大震災の翌年に4歳で母を失い、14歳から事務見習いとして銀行勤めをして家族を支え、働きながら詩を書いた人にとって、「生きる」ことはきれいごとではすまなかった▼身内を、恩を、自分を裏切っても、「悪食」とののしられようが、生き抜く。が、人を傷つけたり、殺(あや)めたりはしない。道を踏み外さずに歩んできた。それは詩人ひとりのものではなく、戦前、戦中、戦後の庶民の「くらし」であり、心の奥に収めてきた「うずき」と「誇り」でもあろう▼内実は「骨抜き」の歴史だったとはいえ、兵器を腹の足しにはしない。戦争をメシの種にしない。いくら「普通じゃない」「偏食だ」とからかわれようが―。それが平和国家の矜持(きょうじ)だったはず▼ところが、安倍晋三内閣は「武器輸出三原則」をあっさり反故(ほご)にしただけではなく、さらには集団的自衛権の行使容認までも閣議決定しようとしている▼もはや平和主義の「骨抜き」というより「破壊」だろう。兵器や戦争を「食いもの」にしない「くらし」を守るには、この政権にレッドカードを突きつけるしか道はなさそうだ。2014・4・3
平和学において、「積極的平和」は元来は単なる国家間の戦争や地域紛争がない状態に加え、社会における貧困や差別などがない状況を指している。「積極的平和主義」はそうした積極的平和を志向する主義を指している。
しかし、現在の自民党政権が使用している積極的平和主義とは、平和学における積極的平和主義とは異なる意味で使われ、安倍政権の安全保障戦略の基本理念となっている。
「積極的平和主義」を掲げる現政権のあり方は、私には理解できない。
「特定秘密保護法」に始まり、「「防衛装備移転三原則」を閣議決定し「集団的自衛権の行使」も容認しそうな勢いです。
2013年11月、下村博文文部科学大臣は、従来の検定基準を更に厳格化する「教科書改革実行プラン」を発表した。これは06年に改正された教育基本法の理念を忠実に反映させることを主眼とし、理念に反する場合は欠陥図書として不合格にすることを明記するとともに、政府の統一的見解や判例がある場合については必ず記述することを検定基準に盛り込んでいる。新教科書検定基準は、教科用図書検定調査審議会の審議などを経て、14年度検定の中学校教科書から適用される見込み。
kotobankより抜粋
これにより、民間教科書事業者は政府見解を記述しなければ検定を通らない可能性ができました。これでは「国定教科書」復活しそうです。今回検定に出された教科書には「領土問題」が明記され、微妙な関係にある近隣諸国に刺激を与えています。
これが、「積極的平和主義」の正体です。火種を次々に作って日本の力を誇示したいと思っているようにしか見えません。
これまで築いてきた日本の「平和主義」が、一人の男の「積極的平和主義」によって崩れ落ちようとしています。
社会科の先生は「憲法」をどう教えるのでしょう。国語的な解釈では、どう読んでも「憲法」には、これらが許される条文はありません。
国語の「読解力」がないというより「想像力」豊かな総理大臣とそれを納得する閣僚の方々、政党の方々には何とかお引き取りいただく手だてはないのでしょうか。
それには、彼ら以上の「想像力」が必要なのでしょうか?
戦前の「日本を取り戻す」なんてことは、国民は望んでいません。
反省:このイラストは使いまわしです。
したっけ。
骨抜き名人 HSB-7S
価格:¥ 9,240(税込)
発売日:
戦前の教育に戻りそうで不気味です。
とんでもないことですね。
日本は総理はどこへ向かおうとしてるのでしょう。
真のリーダーの出現が待ち望まれます。
本当に、どこへ向かおうとしているのか不気味ですね^^
したっけ。
道具は使いようですね~旦那。
いつもありがとうございます♪
安倍も困りますが石破もかなり問題があって
自衛隊員が死んでも政治家が死ぬわけでは
ないのでねとシャーシャーと言って命令違反
は懲役300年か死刑と言っているんですね。
自分が行けと言いたいです。
集団的自衛権行使は限定的というのはやっぱ
り嘘で本性を現しましたね。
そうですね。毎日ニュースを見るたびに不安になりますね^^
したっけ。
だから、そこは記事じゃないっていうの^^
したっけ。
本当に、二人とも記者に囲まれてニヤニヤしている顔を見るとゾッとします^^
したっけ。
そんなこと言うと、本物の宇宙人が怒るよ^^
したっけ。