年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

水産博覧会

2008年01月08日 | 福神漬
福神漬の創製に関係する博覧会
第一回水産博覧会
明治16年3月1日より明治16年6月8日まで上野公園にて開催。
時事新報 明治16年3月2日
水産博覧会が開場舌との記事。
 3月1日には福神漬を命名したといわれる梅亭金鵞の『七偏人』本の発売広告。
明治16年3月26日 時事新報
水産博覧会に出品した展示品のうち売買契約済のものは6月10日閉場後引き渡すものだが、気温の変動によって腐敗するものは規定外として買い入れ人に引き渡してもよい言う処置がなされた。
明治16年3月27日
明治天皇が水産博覧会に行幸。 3月28日東京日日新聞記事より

明治16年4月10日 時事新報
水産博覧会の縦覧人は4月1日より7日までの人数は2万829人。水産博覧会の陳列品案内が売り出され至極便利だと言う。
明治16年6月10日・11日 時事新報
水産博覧会の来観の人数は22万9236人と報道されている。

この博覧会で水産缶詰が出品されいたと思われる。福神漬は缶詰で製品となったから酒悦が創製したと思われる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする