年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

東京都の中央卸売市場の統計

2020年01月04日 | 築地市場にて
一般にはあまり知られていないが東京都の情報公開で東京都が管理する中央卸売市場の統計がネットで約50日程度遅れて公開されている。すぐに公開していないのはこの数字が1円単位までの公開でさらに税務所等に申告する数字と一致する。この数字で市場の使用料が計算されるのでこの数字をごまかすということは準公金をごまかすことになり監査で問題となる。毎月10日までに売上報告を提出し、15日ころまでに面積割使用料、あとは電気代と共益費用が加わる。
 電気代は東京電力に直接支払うのではないので詐欺師が東京電力の電気代をお安くしますと築地にいたときシバシバ電話が来ていた。
 この様なお金の事情を知っているのはごく一部の人で築地のことを評論しているライタ-は豊洲の市場の使用料が大幅にあがったというのは間違いで東京都の市場の条例で都議会で審議され公開されている。
 築地の面積割使用料と多摩の市場の使用料が同じという理不尽さも感じるが公平ということで東京都の言い分だった。銀座の隣の市場が辺鄙な多摩市場と事務所の使用料は同じということは今でも不思議。
 この東京都中央卸売市場条例はこれを根拠として運営されているので多くのライタ-が読んでいないで築地や豊洲を評論していることに気が付く。
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