年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

頬を膨らませて、プーさんと叫ぶ

2024年05月27日 | 宅老のグチ
先週は何かと認知症のニュ-スが多く、知らない知見がまた自分の加わる。普通のことは自分個人の問題として予想し・予知から保険をかける行動がとれる。ところが認知症というのは年齢を超えさらに法律で介護の義務というのもある。これがまた厄介で、昔はこんな話題が少ないし、気にしてもいなかった。
 夜に布団の上で思うに、なぜこんなことになったか考える。そのことは結婚年齢が遅くなって、さらに親が、長寿となり、年代間の間延びというのが原因と思う。今は90代になるとほとんどの老人が全ての家族に認知症の問題で介護と見守りが必要となる。チョット前の日本は女性の結婚年齢が25歳になると売れ残りと思われ、戦前では20歳で、明治期は18歳が最適期と思われていた。これは幼児の死亡率が高く。子孫の途絶を避ける目的もあったようだ。戦後のべビ-ブ-ムの時代も、戦争で亡くなった男性が多く、そのためのの動物的生産だった。しかし結核が消え、さらに多くの疾病の対策、幼児死亡率の低下で少子でも子孫途絶を心配しなくなった気がする。
 家事労働を軽減する家電の普及、病気を蔓延することを予防する水道、下水道の普及がますます長寿になって行った。今は限界まで長寿になっていると思う。
 75歳から後期高齢者保健制度に日本国民は加入することになる。そこで気が付くのは、74歳までの健康保険制度から離れることになる。ここに日本人の生まれながらの親の制度の依存から離れることになる。国民年金と厚生年金制度では、せいぜい最大受給者で月30万円程の年金で、たとえ現役時代に数千万円の給与があっても、年金は少ないことに、驚いていることに驚く。多分収入が多いと、差し引かれる税金が多いから、当然年金も多いと誤解して、退職後も現役の時の支出を減らしていないとおもう。やはり70代に入ると体力・気力が衰え、さらに仕事でないので無理しないで家に引きこもる。
 豊産から負産になってゆく。平均寿命の統計上では、男性の40%程度は80歳までに死亡するという。この数字は80歳まで健康であったことではない。当然40%の男性は要介護の人もあるだろう。それゆえ認知症の問題は多くは長寿の女性の問題でもある。介護する人される人も女性。しかし単身女性、離婚した女性も含んで、国民年金の多い女性はつましく生きるしかない。
 このあたりの分析がマスコミ報道に少ない。何か不思議な感じがしていて老後資金2000万円騒動で、投資を煽っている気がする。持ち家を煽り、老後の資産として不動産購入と借家の比較論がある。持ち家でも介護となれば、フトン一枚の生活の場となる。さらに車いすになれば、戸建ての二階三階は物置となる。そこで転居したほうが良いので売るとなると、都心以外は十年過ぎれば土地だけの値打ちとなる。水回りの腐食具合は壊して見ないと判らないので、結局木造の家の価値は30年で建て替えしかないと思う。賃貸の築40年の物件を画像で見ていると、風呂がバランス釜という物件情報が出ている。当然光回線、コンセントの数も少ない。エアコンは今は一部屋1台の時代。特に木造は断熱性能が殆ど昔のはなく、冬は寒い。
 ここで日本は負―産と叫びたい。・ロシアは負―チン、中国は負―産バブル崩壊。それとも臭-禁屁-かな。臭でも味の良い食もあって、民俗食もある。へしこは良く、ぬか床にフグの卵巣を漬けて、毒消しし、食とした。伊豆七島のクサヤは慣れないと臭くて食が進まない。
コメント
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