虎に翼でネットに上がる法制度に関心が増えた。明治の刑法制定後になってから、刑罰の形が2025年に変わる。拘禁刑と言って、懲役刑と禁錮刑を統合したようなもので普通人には理解しがたいとおもっていた。ところが反社の人を取材している人の文章でいわゆるヤクザの世界の高齢化と認知症、それに伴う介護の仕組みがほぼ反社の世界では皆無という。さらに普通人でもITの時代に追いつけないのに、反社の人はパソコン教育も受けていないし、さらに使いやすかった二つ折りの携帯電話は消えて、スマホとなって、さらに携帯取得の証明も困難となっている。そんな時代に刑務所に入ると、ITの進歩に遅れてしまい、刑務所でも引きこもりとなり、認知症が進むという。従って懲役刑の意味に刑務作業というのがあって、実際の認知症のある受刑者は病気の進行を抑えることが刑務作業となってきている現実があるという。ここから拘禁刑という発想が出たようだ。明治16年に高等法院で福島事件の判決が出て、宮城刑務所で被告人たちが禁固刑であるのに、印刷作業に従事して、印刷物の内容から世間の変化の外部情報を得ていた記録がある。
日本の長寿も普通人から刑務所内の人まで普通に長寿となり、認知症が増えているという。コロナ期間中の普通人でも自宅拘禁生活していて、いわば格子の無い牢獄生活をしていた。そこで懸念していたの認知症でここから長寿の問題が介護の問題として普通人にも意識化されてきたようだ。ただ自覚しないのが男女間の介護時間が不平等で、もし平均という介護時間を算定できれば、かなり難しいと思うが、多くの自宅介護は女性が主として担っている。この理由として、男性が早く亡くなり、女性が長生きと言うことから始まる。普通の夫婦に4人の親がいると仮定すると、年齢差から認知症の介護は100%以上の確率となりそうだ。さらに重要なのは金銭があるほど、余裕があるほど認知症の親の介護期が長引く気がする。幼児の保護と違い、親の介護はひたすら認知症との付き合いとなり、何度も昔話を聞かされた。その話は過去の話で訂正できない、直せない話なのだ。
日本の長寿も普通人から刑務所内の人まで普通に長寿となり、認知症が増えているという。コロナ期間中の普通人でも自宅拘禁生活していて、いわば格子の無い牢獄生活をしていた。そこで懸念していたの認知症でここから長寿の問題が介護の問題として普通人にも意識化されてきたようだ。ただ自覚しないのが男女間の介護時間が不平等で、もし平均という介護時間を算定できれば、かなり難しいと思うが、多くの自宅介護は女性が主として担っている。この理由として、男性が早く亡くなり、女性が長生きと言うことから始まる。普通の夫婦に4人の親がいると仮定すると、年齢差から認知症の介護は100%以上の確率となりそうだ。さらに重要なのは金銭があるほど、余裕があるほど認知症の親の介護期が長引く気がする。幼児の保護と違い、親の介護はひたすら認知症との付き合いとなり、何度も昔話を聞かされた。その話は過去の話で訂正できない、直せない話なのだ。