越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

オオチゴユリ (大稚児百合)

2009-08-01 22:15:39 | 山野草(白花)
【オオチゴユリ (大稚児百合)】
野草:ユリ科 チゴユリ属
花期:5月~6月
別名:アオチゴユリ

低地~山地の林内に生え、茎の高さは40~70センチで、上部でよく枝分かれする。茎先に、長さ1.5~2センチの白色の花を1~2個下向きにつける。花被片は6個で、披針形。雌しべの先は大きく裂ける。葉は長楕円形で、先がとがる。花被片がやや緑色を帯びることからアオチゴユリとも呼ばれる。
オオチゴユリは、チゴユリとよく似ているが、チゴユリは花被片の長さが1~1.5センチで、雌しべの先があまり裂けない点で異なるという。

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ツバメオモト(燕万年青)

2009-08-01 14:30:48 | 山野草(白花)
【ツバメオモト(燕万年青)】
野草:ユリ科ツバメオモト属
花期:7月~8月

草丈40~50cmほどの多年草。葉は根元からまとまって出て楕円形で長さ20cmほど。花は花茎の上部に散状に数個付く。群生することがある。山地の林内などで見られる。
花は直径1cmほどで花被弁は6枚、雄しべは6本。雌しべは1本で先端が3裂する。9月になると直径1cmほどの球形の実がなる。瑠璃色で後に黒くなる。

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ツマトリソウ(妻取草)(褄取草) 

2009-08-01 14:03:41 | 山野草(白花)
【ツマトリソウ(妻取草)(褄取草)】
高山:サクラソウ科ツマトリソウ属
花期:6月~8月
名前の由来:花弁の先が淡紅色に褄取りされている事に由来しています。

草丈10cmほどの多年草。茎は直立し先端に5~10枚ほどの楕円形の葉を輪生状に付ける。長さは2~6cmほど。花は葉の基部から出る1~2本の柄の先に付き花冠は通常7裂する。針葉樹林下などで見られる。



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タテヤマウツボグサ(立山靱草)

2009-08-01 11:15:43 | 山野草(白花)
【タテヤマウツボグサ(立山靱草)】
高山:シソ科 ウツボグサ属
花期:7月~8月

亜高山帯~高山帯の草地に生え、高さ20-50㎝になる多年草。平地に生えるウツボグサと似るが、ウツボグサより全体に大きく、花冠は3㎝ほどと大きい。花色も濃く鮮やかである。ウツボグサとのはっきりした違いは、葉柄がほとんどないことで、ウツボグサは長さ1-3㎝の葉柄を持つ。またウツボグサは茎の基部から走出枝を出すが、本種は出さない。

稀に白花の株があり、シロバナタテヤマウツボグサという。








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クロツリバナ(黒吊花)

2009-08-01 08:07:29 | 山野草(緑・茶花)
【クロツリバナ(黒吊花) 】
落葉低木:ニシシギ科ニシシギ属
花期:6月~7月
別名:ムラサキツリバナ

亜高山帯の薄暗い林下や遅くまで雪の残る低木林の下などに生える落葉低木。高さは2-3mで、若い枝は緑色で古い枝は灰色になる。膨らんだようなしわのある葉のつけ根から4㎝ほどの細い柄を出し、数個のレンガ色の花を咲かせる。花弁は5個あり、薄暗い場所では暗紫色に見える。

類似種にツリバナがあります。



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ハワサビ(葉山葵)

2009-08-01 07:59:28 | 山野草(白花)
【ハワサビ(葉山葵)】
野草:アブラナ科 タネツケバナ属
花期:4月~6月
別名:サビナ、サワワサビ、ヤマワサビ、ワサビナ

山地の沢沿いや湿地に生える多年草です。わさび特有のの香りとほろ苦さが美味です。

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