越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

ゴマナ(胡麻菜)

2009-08-15 13:55:19 | 山野草(白花)
【ゴマナ(胡麻菜) 】
野草:キク科 シオン属
花期: 8月~9月

北海道・本州・四国の低山から高山帯下部の日当たりの良い、また半日陰に生える。茎は地をはい根を出し、上部で分枝し斜上また直立、高さ15~30cm。葉は革質で長さ1.5~3cm。
花は上部の葉えきに数本の花柄をだし1花ずつ下向きに咲く。がくが成長し多肉になり、さく果を包み液果に見え食べられる。





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ゴヨウイチゴ(五葉苺)

2009-08-15 10:47:12 | 山野草(緑・茶花)
【ゴヨウイチゴ(五葉苺)】
野草:バラ科キイチゴ属
花期:6月~7月

高さ10~20センチの草本状に見えるつる性落葉小低木。茎や枝には長い剛毛と刺があり、つる状に伸びて地上を這う葉は互生、5小葉の鳥足状複葉、頂小葉は長さ5~8センチ、菱形状狭倒卵形、先端は尖り、葉縁は欠刻状の重鋸歯になる。
花は枝先に淡緑色々の目立たない直径1.5~2センチの花を下向きに1~3個が垂れ下がる
花弁は退化して、がく片5個、刺が密生している。
果実は、イチゴ状の集合果、直径08~1,2センチの球形、8~9月頃に濃紅色に熟す。



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コナギ (小菜葱)

2009-08-15 05:46:51 | 山野草(青・紫花)
【コナギ (小菜葱)】
野草:ミズアオイ科 ミズアオイ属
花期:8月~9月
名前の由来:ナギとはミズアオイのことさしますから、小さいミズアオイという意味です。

ミズアオイは、花序が葉より高くなりますが、コナギは葉より低くなります。
花の大きさも、ミズアオイよりは小さい。コナギもミズアオイと同じように1本だけ大きなおしべをもち、この葯はつぼみの中で開き、同じ高さにあるめしべの柱頭に自家受粉します。



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アカツメクサ(赤詰め草)

2009-08-14 11:08:38 | 山野草(赤・ピンク花)
【アカツメクサ(赤詰め草)】
野草:マメ科 シャジクソウ属
花期:5月~8月
別名:ムラサキツメクサ

牧草として明治初期に渡来し、全国的に野生化している多年草。畑などのまわりの土手や空き地に多く見られる。シロツメクサとは茎が斜めに立ち上がる点や花の大きさが異なる。ムラサキツメクサとも呼ばれる。花は小さな蝶形花が球状の花序をつくっているので、あたかも一つの花のように見える。葉は楕円形の3枚の小葉に分かれた複葉です。

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シロツメクサ(白詰草)

2009-08-14 11:00:05 | 山野草(白花)
【シロツメクサ(白詰草)】
野草:マメ科シャジクソウ属
花期:4月~7月
別名:クローバー(シロクローバー)、オランダゲンゲ、馬肥(うまごやし)
名前の由来:江戸時代、オランダ人がガラス器具を箱詰めするときの詰め物として利用していたらしい。

花は「アカツメクサ(赤詰草)」にそっくりだが、色が白なのと、花茎を伸ばした先に花が咲くことから区別できる。(赤詰草は葉っぱのすぐ上に花が咲く)また、葉っぱ自体も丸っこい。 (赤詰草の葉っぱはややとがる)
ふつうは葉は3枚だがまれに4枚つくことがある。さがしてみましょう。
”四ツ葉のクローバー” → 四ツ葉の形は「十字架」に似ていることから、幸運のシンボルとなったようです。

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コメツブツメクサ(米粒詰め草)

2009-08-14 07:29:59 | 山野草(黄花)
【コメツブツメクサ(米粒詰め草)】
野草:マメ科 シャジクソウ属
花期:5月~9月
別名:キバナツメクサ、コゴメツメクサ
名前の由来:花のつき方がシロツメクサに似ていて、小花を米粒にたとえた名前

一年草で、日本には明治後期に渡来した帰化植物です。花は黄色の蝶形花で長さが3~4mmしかなく、これが5~20個集まって、直系7mmほどの球状になっています。




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ジュウニヒトエ(十二単)

2009-08-13 23:14:31 | 山野草(青・紫花)
【ジュウニヒトエ(十二単) 】
野草:シソ科キランソウ属
花期:4月~5月
名前の由来:段々になって咲くそのさまが平安時代の女官の正装を連想する事から名づけられた。

田舎道やよく下刈りされた林の中に生える多年草です。花が咲いた様子を,十二単に見立てた命名です。シソ科キランソウ属ですので,キランソウに似ています。セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)とは,非常によく似ています。

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立山(一の越~天狗平)散策 その2

2009-08-13 09:45:15 | 旅行
【立山(一の越~天狗平)散策 その2】
2009年8月12日(水)

※立山(一ノ越~天狗平)散策 その1
※立山(一ノ越~天狗平)散策 その2


今回は室堂(2450m)から一ノ越(2695m)経由の浄土山(2831m)の予定でしたが一ノ越あたりで天候が急変、視界不良と霧雨、強風の為急遽天狗平(2300m)に変更しました。

一ノ越から室堂平に降りる途中雷鳥夫婦に会いました。

◎雷鳥夫婦 前が雌鳥で後ろが雄鳥。


引き続き今回出合った高山植物をご覧下さい。

◎いわうめ科(コイワカガミ)と◎みずき科(ゴゼンタチバナ)
 

◎せり科(アマニュウとオオハナウド)
 

◎ばら科(ミヤマキンバイとチングルマ)
 

◎ゆきのした科(クモマグサとクロクモソウ)
 

◎ゆきのした科(ミヤマダイモンジソウ)◎ばら科(ワレモコウ)
 

◎ゆり科(クルマユリとマイズルソウ)
 

◎ゆり科(イワショウブとコバイケイソウ)
 

◎きんぽうげ科(ミヤマキンポウゲとモミジカラマツ)
 

◎あかばな科(ミヤマアカバナ)と◎おとぎりそう科(イワオトギリ)
 

◎あぶらな科(ヤマガラシとキバナハタザオ)
 
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立山(一ノ越~天狗平)散策 その1

2009-08-13 09:41:34 | 旅行
【立山(一の越~天狗平)散策 その1】
2009年8月12日(水)

※立山(一ノ越~天狗平)散策 その1
※立山(一ノ越~天狗平)散策 その2


今回は室堂(2450m)から一ノ越(2695m)経由の浄土山(2831m)の予定でしたが一ノ越あたりで天候が急変、視界不良と霧雨、強風の為急遽天狗平(2300m)に変更しました。

室堂ターミナルでバスを降り、室堂平を通り一部雪渓の残る石畳の遊歩道を左右の高山植物を見ながら約1時間半をかけて登りました。

◎一ノ越山荘山荘から室堂平方面を望む。


一ノ越山荘で休憩後、浄土山方面へと思っていましたが、天候が急変、急遽天狗平方面に変更、来た道を室堂平まで戻りました。
途中でであった高山植物をご紹介します。

◎きく科(ミネウスユキソウとヤマハハコ)
 

◎きく科(クロトウヒレンとウサギギク)
 

◎きく科(ミヤマアキノキリンソウとキオン)
 

◎ききょう科(チシマギキョウとイワギキョウ)
 

◎ごまのはぐさ科(エゾシオガマとヨツバシオガマ)
 

◎ごまのはぐさ科(ミヤマクワガタとヒメクワガタ)
 

◎りんどう科(イワイチョウとオヤマリンドウ)
 

◎りんどう科(ミヤマリンドウとタテヤマリンドウ)
 

◎つつじ科(ミヤマホツツジとコケモモ)
 

◎つつじ科(アオノツガザクラとツガザクラ)
 


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セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)

2009-08-13 05:35:28 | 山野草(青・紫花)
【セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)】
野草:シソ科キランソウ属
花期:4月~6月
別名:アジュガ、セイヨウキランソウ

野生種に白または薄い紫の似たような花をつけるジュニヒトエ(十二単)というのがありますが,このセイヨウジュニヒトエは園芸種です。平地から亜高山帯までの草原や林内に生え、高さは15~20センチになります。匍匐枝をだして広がり、葉は楕円形で縁には波状の鋸歯があります。茎頂に穂状花序をだし、青色の唇形花を咲かせます。園芸品種も多く、ピンク色や白色の花色もあります。別名で「せいようきらんそう(西洋金瘡小草)」とも呼ばれます。

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センボンヤリ(千本槍)

2009-08-12 23:19:10 | 山野草(青・紫花)
【センボンヤリ(千本槍) 】
野草:キク科センボンヤリ属
花期:4月~6月. 9月~11月(閉鎖花)
別名:ムラサキタンポポ

日当たりの良い丘陵や低山の草地に生える多年草。花は春に咲き、高さ5~15cmで白色の頭花を付ける。秋には花茎が30~60cmとなり、先端に閉鎖花を付ける。閉鎖花の痩果(そうか)が実ると冠毛が開き風に乗り飛ぶ。和名は多数の閉鎖花の花茎を千本の槍に例えた。別名は舌状花の裏が紫色を帯びることから。





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サラサドウダン(更紗灯台)

2009-08-12 22:43:15 | 山野草(赤・ピンク花)
【サラサドウダン(更紗灯台)】
野草(落葉低木):ツツジ科ドウダンツツジ属
花期:5月~6月
別名:フウリンツツジ(風鈴躑躅)

日当たりの良い林内や林縁に生え、高さは4~5メートルほどになります。葉は倒卵形で互生し、枝先に輪生状に集まります。5月から7月ごろ、枝先に総状花序を下垂させ、広鐘形の花を咲かせます。花冠の基部は紅色の縦条のある淡黄色で、淡紅色の先端は浅く5裂します。

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四季咲きコマクサ(ディセントラ)

2009-08-11 23:12:02 | 山野草(赤・ピンク花)
【四季咲きコマクサ(ディセントラ)】
園芸種:ケシ科 ディセントラ属
花期:4月~10月

高山植物コマクサの園芸種で、ヒメケマンソウやタイツリソウとのかけ合わせだそうです。
四季咲きコマクサは品種改良されているからなのか次々と花が咲き続けている。美しい花と、常に砂礫が動き、他の植物が生育できないような厳しい環境に生育する事から「高山植物の女王」と呼ばれている。コマクサの名前の由来はその花の形が馬 (駒) の顔に似ていることが由来となっている。

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オニシモツケ(鬼下野)

2009-08-11 22:58:08 | 山野草(白花)
【オニシモツケ(鬼下野) 】
野草:バラ科シモツケソウ属
花期:6月~9月

山野の沢や谷などやや湿った所や深山の沢沿いなどに生える多年草です。シモツケソウ(下野草)に似ているが高さ 2 メートルにもなることがあるので「鬼」がついています。花序は散房状で,白または淡紅色の 5 弁の小さな花をたくさんつけます。





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シャジクソウ(車軸草)

2009-08-10 21:50:57 | 山野草(赤・ピンク花)
【シャジクソウ(車軸草)】
野草:マメ科シャジクソウ属
花期:6月~8月
別名:カタワソウ(片輪車)、アミダガサ(阿弥陀笠)、ボサツソウ(菩薩草)
名前の由来:車軸草は小葉の配列に由来する。

山地の乾いた草原や海岸に生える多年草。茎は束生し,高さ20~50cm。長さ12~15ミリ位の淡紅紫色の蝶形花を10~20個付ける。



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