昨日は昼前から会社に出社しました。今日は終日友部のアパートで在宅勤務です。朝早く目が覚めてしかったので、昨日に続き早朝にアパートの近くを散策。徒歩圏内はかなり行きつくしてしまいましたが、常磐線の北東側に未開拓のエリアがあります。地図で見つけた香取神社を訪れてみました。
友部駅から北へ1kmほど向かうと香取神社の案内。
駅から少し離れると、ジャガイモや栗畑が広がる長閑な農村地帯です。
途中、小さな祠がありました。
冒頭の写真のように草ぼうぼうの神社に到着。一瞬、参道に足を踏み入れるのを躊躇しました。でも、せっかく訪れたので社殿を見ることにします。その前に鳥居の傍に立つ大木を見上げます。案内にあるイヌシデの木でしょう。
イヌシデの木は笠間市の天然記念物に指定されています。根周り3.15m、目通り幹囲2.52m、樹高20.6mの大樹です。木に巻き付いているフジ(ノダフジ)も天然記念物。笠間市のHPによると4月下旬に淡紫色の花が房状に垂れ下がって咲きます。根元から数本が密着しており、根回り2.3m、樹齢は300年を超えているそうです。来年まで単身赴任を継続したら、是非、藤の花を見てみたいものです。
スギ林の参道を100m近く歩きます。
石灯篭と拝殿が見えてきました。
まずは拝殿にお参りします。扁額や案内版がどこにもありません。
拝殿の右手前にしめ縄が巻かれた杉の大木がありました。ご神木でしょうか・・・
左手から裏側に回ると本殿が見えてきました。
格子からコンデジを入れて、中を覗かせてもらいます。見事な本殿です。この本殿も笠間市の指定文化財となっています。笠間市のHPから引用します。
【建立】 創建年代は不明、現在の社殿は宝永6年(1709)に再建
【規模】 間口1間半、奥行1間半この社殿は、祭神が経津主命(ふっつぬしのみこと)で、下総国一の宮の香取神宮の分霊を祀っている。本殿は一間社流造りで屋根は木羽葺、向拝柱に獅子と貘、向拝中備に鹿と牛、脇障子に龍、ほかにうさぎ、ねずみ、とりなどの彫刻が施してある。彫物師は下野国門井村(協和町門井)の関口吉兵衛と儀兵衛であった。朱塗りの社殿に白壁、動物の彫刻など調和のとれた装飾である。社殿には覆屋が施されて保存状態も良好である。(引用終わり)
本殿屋根の主棟鬼飾り。
本殿から奥に進むと小さな社殿が見えてきました。末社でしょうか。
ここは高台の先端となっていて、周囲は麦畑に囲まれているようです。ここから先へ下ることができないので、引き返します。
帰りは香取神社の東側から大回りして麦畑の中をアパートへ戻ります。麦畑の先に見える雑木林となっている高台が香取神社です。
麦畑と栗畑。笠間ならではの景色。
栗の花が咲き始めていました。
帰りに常磐線の脇で見つけた大木をパチリ。クスノキでしょうか。
今朝の散歩は8000歩弱でした。今日一日で昨日とほぼ同じ13400歩を歩きました。明日も在宅勤務、明後日は長時間のTEAMS会議がありギガが不足するので朝から事務所へ出勤、そして金曜日は休業日となります。明日の早朝散歩の場所はほぼ決定、そして天気図とにらめっこしながら休業日のプランを検討中です。気圧の谷は抜けそうでしが、上空の寒気の影響が読めない・・・