ウリパパの日記

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早朝に笠間市の小原神社を訪れる 2020.6.3

2020-06-03 20:19:46 | 茨城県

今朝の早朝散策は、笠間市小原集落に鎮座する小原神社です。ゆっくり朝食をすませて、友部のアパートを6時30分に出発。常磐線に沿って東へ向かい、25分程度で到着しました。

 

小原神社はスギやケヤキの巨木の中に佇んでいます。

 

石燈篭、狛犬、正面に拝殿です。

 

 

拝殿前の狛犬。

 

拝殿正面と扁額。質素なつくりです。

 

手水舎です。

 

手水舎の横に、茅葺き屋根の小さな境内社があります。中央は大黒天でしょうか。

 

拝殿の裏側にまわります。拝殿の後ろに本殿。

 

本殿をのぞいてみました。こちらも質素です。

 

近くに記念碑があり小原神社の沿革が記載されていました。 御祭神は鹿島の神で、高靇神、闇靇神、建速素盞鳴を合祀しているそうです。

沿革についてつくば新聞の記事から引用します。

旧高淤加美神社。1381(永徳元)年、鹿島神宮から分霊を迎え創建。1872(明治6)年、小原神社と改める。境内にある欅3本と杉1本が笠間市の天然記念物に指定されている。 

次に境内にある天然記念物のケヤキとスギを見学します。

 

笠間市の指定文化財であるケヤキ1号です。

笠間市のHPによると樹齢は700年。目通り幹囲6.25m、根上がり1.10m、樹高37.50m。ケヤキは落葉高木で大木となり、樹形は雄大で天然記念物に指定されているものも多く(県指定は5本)、本州以南の温帯地域に広く分布している。関東地方では、社寺境内や屋敷林、街路樹に多くされている。材は堅硬、強靭で木目(きめ)は光沢があり美しく、水湿にも強いので、建築材(神社仏閣、門柱、門扉、大黒柱)、装飾や彫刻、土木用材などに使われている。小原神社のケヤキは神社が創建された永徳元年(弘和元年、1381)ころに境内に植栽されたと思われ、樹齢は700年に達している。なお4号は立ち枯れしたため、平成6年8月に指定解除となり、伐採された。

 

手前から見上げてみました。根元は横枝の痕でしょうか。大きく瘤状にごつごつ盛り上がっています。

 

ケヤキ2号。目通り幹囲8.68m、根上がり2.10m、樹高41.70m。ケヤキ1号より少し大きめです。

 

ケヤキ1号に比べて根元はスマートです。

 

ケヤキ3号。目通り幹囲4.42m、根上がり0.80m、樹高35.80m。

 

近くにあるケヤキ2号に比べて若干小ぶりの印象。

 

伐採した巨木の切り株です。立ち枯れして平成6年8月に指定解除となり、伐採された第4号の名残でしょう。

 

そしてもう1本。小原神社の御神木でもあるスギの大木。目通り幹囲4.8m、樹高38.5m。

 

こちらも神社が創建されたころに植えられたものと推定されています。

 

小原神社の東側からケヤキ2号(手前) 、3号(奥)を見上げます。

創建当時に植えられ推定樹齢700年のケヤキや過ぎの大木に囲まれた小原神社を後にして、近くの小原城本丸跡へ向かいます

(続く)。

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