小原神社から少し友部へ戻ったところに、小原城本丸跡があります。事前調査ではノーチェックでしたが、折角の機会なので立ち寄ってみました。
解説版がありました。
笠間市のHP情報も含めて紹介します。小原城(笠間市)は茨城県笠間市小原に位置する城郭です。宍戸城の東北にあり、これを押さえる重要拠点でした。小原城は永享元年(1429)、里見満俊(安房の国主里見義宣の子供)が小原の地を与えられ新たに築いたとされ、文亀2年(1501)に里見七郎義俊によって大改修されたと思われます。義俊は居館規模から現在見られる城郭規模まで拡張し周囲には坂場・和尚塚・橋場に見張り台を設けています。天正19年(1591)、里見氏は佐竹氏の侵攻により事実上没落し、小原城も前後して廃城になったそうです。
本丸跡に稲荷神社があり堀と土塁に囲まれています。
土塁の外側を取り囲む本丸水堀跡です。水堀は平成3年に環境整備上やむなく埋め立てられてしまいました。
本丸跡の稲荷神社を訪れます。背後には土塁が残り、その先が水堀跡となります。
扁額です。
稲荷神社の奥の土塁の上に祠がありました。水堀跡から見上げます。
8時前にはアパートに戻りたいので、早足で友部へ戻ります。麦畑が広がります。
畑の真ん中にポツンと祠とご神木がありました。東京では見かけない景色です。
前日も紹介した常磐線沿いに佇む祠と大木。
小原神社ほどではありませんが推定樹齢数百年の巨木です。