今週から茨城県のアパートに戻りました。今日は一日アパートで待機して明日から出社となります。天気も良いのでさっそく半日休暇を取得して、八溝山へシロヤシオを見に出かけてきました。
早朝から午前中の仕事を始め、9時からの定例会議終了後に半日休暇に入ります。アパートを10時過ぎに出発。友部からは約90km、1時間40分で山頂に到着します。今日は平日にもかかわらず山頂直下の駐車場に5台車が停まっていました。山頂は結構風が強く昨日までの黄砂の影響も無くなり、予想以上に遠望がききました。東北地方の磐梯山や飯豊山を遠望できました。山頂からの眺望については次の記事で紹介します。
山頂で眺望を楽しんだ後、シロヤシオを目指して茗荷谷方面へ向かいます。例年、5月下旬に八溝山のシロヤシオが見頃となるそうですが、今年は春の訪れが早そうです。前回4月16日に歩いたときは、標高900~1000m前後の尾根道ではカタクリやフモトスミレが咲いていました。でも今日はほどんど花がありません。周囲ではブナやミズナラの木々が芽吹き始めています。
茗荷谷方面への尾根を下りしばらく歩くと、向かって左側の谷の下に満開のシロヤシオが見えてきました。
予想以上に開花が進んでいます。
さらに下ると、右の山側にも満開のシロヤシオが群生していました。
登山道をはずれ、笹をかき分け、シロヤシオの下から見上げます。
びっしりと咲いたシロヤシオ。今年は当たり年かもしれません。
八溝山のシロヤシオは巨木が多いため、高いところに花が咲きます。
再び茗荷谷へ下るハイキングコースを下ります。頭上にもたくさんのシロヤシオが咲いています。
目の高さにあるので花をズーム。
シロヤシオは別名ゴヨウツツジ。八溝山ではゴヨウツツジと名札がついています。近くで見ると純白で上品な花です。ゴヨウツツジの花言葉は、「上品」、「愛の喜び」などと紹介されています。
さらに下ると、ミツバツツジも咲いていました。
ミツバツツジとシロヤシオ。
茗荷谷に下り休憩します。八溝山天然林の看板です。
沢沿いにはコンロンソウが咲いています。
再びシロヤシオを見ながら八溝山頂へ向けて引き返します。
八溝山近くの尾根道ではユキザサが咲き始めていました。
八溝山を下ると、麓では藤の花が満開です。
大子町周辺でも藤の花の見頃が続いていました。
八溝山のシロヤシオは、標高800~900mで見頃となっています。あと1週間程度は見頃が続きそうです。茨城県に単身赴任の間に一度は見ておきたかった八溝山のヤシオツツジ。満開の時期に見ることができて大満足です。