串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

仙仁温泉「岩の湯」-2

2008年09月05日 | 宿-甲信越

仙仁温泉「岩の湯」と
言えば、この洞窟風呂。
←の写真は、その入り口。

ここから先は、混浴。
男女共、湯浴み着が用意
され、それを巻いて入ります。

日本各地に洞窟風呂は
ありますが、ここほど
本格的な洞窟風呂は
他に知りません。

ぬるい源泉が滝のように
あふれ出し、きれいな湯が
ダムのように仕切られた
湯船を流れ去ります。

湯船の底には砂が敷いてあり
実に気持ちが良いのです。

 

 

こちらは、内湯。

↑の写真と同じですが、
←の方が、実際の色合い
に近いです。 

ずっと前、この風呂の湯は
残念ながら循環でした。

循環は悪だ!と、騒がれ
始めた頃で、こちらの社長
さんも、なんとかしなくては
・・・と、考えておられたとか。

今は、洞窟風呂とは別源泉
の湯が、とうとうと掛け流され、
湯船からあふれ去ります。

洞窟風呂がぬるいので、
この内湯で体を温めて
から洞窟風呂へ。
又、上がり湯として入浴
します。

 

 

この季節だからでしょうか?窓は開け放たれ半露天という感じです。

左の板貼り部分には椅子も置かれ、入浴しては休憩という
贅沢な湯浴みが楽しめます。

この内湯は、源泉温度が低いので加温されていますが、
お洒落な蛇口をひねれば、ぬるい源泉がどばどばと・・・。

岩の湯の他の風呂も、この蛇口からは、ぬるい源泉が
注ぐようになっていました。

浴室のアメニティです。
クレンジング、化粧落としにはちょっと非力かも・・・。

洗顔石鹸は、使い古しではなく、新品が用意されています。

  

いずれの浴室にも
タオル、バスタオルが
用意されているので、
全くの手ぶらで
風呂に行けます。

←のグレーのは
湯浴み着で、
子供用のサイズも
用意されています。 

 

 

 

 

 

 

 

 風呂あがりのマッサージ
が、好きでした。

さぁ、今回も・・・と、
そのコーナーへ行くと
なんと、マッサージ機
がありません。

 

 

 

 

 

 

 

以前は、こんなのだったんですよ。

内湯の紹介だけで今日は終わってしまいました。

この他に風呂は、貸切湯が3箇所、
家族風呂が1箇所あり、どれもステキなんです。

そうそう、仙仁温泉の湯は、ぬるくて、特徴乏しい単純泉と、
思っていましたが、その頼りない湯の薬効に驚きました。

指の先を、料理ハサミで切ってしまい、2週間ほど
包帯がとれずにいました。

その状態で岩の湯へ行ったのですが、当日の晩には
切った部分の皮膚が自然にはがれ、翌日には
下の新しい皮膚が現れ、傷口はすっかり治ってしまいました。

これには、驚きました。
その昔、傷を負った武将が、この湯で刀傷を治した。
薬効に書かれている、その逸話を自分で立証したのでした。