天城山中、浄連の滝のそばには、石川さゆりが歌った「天城越え」の楽譜と彼女の写真のレリーフがありました。
これを見なくても、このあたりに来れば自然と口ずさむ「天城越え」。ご当地ソングの中でもダントツでしょう。
浄連の滝を後にして、天城隧道を目指します。
車、通ってもいいんですよ~。
しかし、ハイキングを楽しむ人の横すれすれにしか通れない。助手席で小さくなりながら通過しました。
明治38年に開通した天城山隧道。
新道を走ると見れません。
以前、来た時は知らずに新道を走り、「あれぇ、ないわ・・・」。
車は北側からの一方通行なので、下田方面からは、この道は通れません。
トンネルの中は冷やっこい風が吹き抜けます。冬は寒いでしょう。
紅葉はそんなにきれいではないけど、苔むした
岩が時代を感じさせ、何故か感傷的になります。
岩だと思っていたら、これは、石の高欄でした。
そして、橋の名は「寒天橋」。
そう!歌の中にでてくる寒天橋だったのです。
歩けばどれぐらいの時間がかかるのだろう?
しかし、ここは歌を口ずさみながら歩くべきですねぇ。
とても、あの心境にはなれないけど・・・。