木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




昨夜激しく降った雨も上がり、
今は空の7割が青空、残りが白い雲という感じです。
天気予報では寒くなると言っていたので
身構えていたのですが、それ程でもありません。

さて、昨日はそば打ちしてきました。
(ちょっと暇なので長文になります。
 今後のそば作りの私のメモにもしたいので
   ご勘弁下さい。)

9時に開会の簡単な式があり、さっそく教室となる
山下師匠の家に移動。
趣味のそば打ち=中高年 の公式通り
私を含め全員がaround or over 50 ageと思われる
男子(?)2名、女子3名が生徒です。
そば粉のうんちくを一通りうかがってから実習開始。
そば粉は北海道から取り寄せた「キタワセ」というものです。
新そばだそうです。
そば粉8・うどん粉2の「二八」で会わせたものを600g。
水はおよそその半分の300cc弱。
八の真ん中にくぼみをつけて水を投入。
両手の指先の第1関節までを使い混ぜて行きます。
ダマがだんだん広がり水が回ったら
手のひらを使って混ぜます。
玉が少しずつ大きくなりピンポン球ぐらいになったら
1つのお団子にまとめます。
ここからこねること300回。
次はそば打ちでは有名な「菊もみ」。
団子の真ん中にヒダがより、
菊の花のようになるようにもみます。
100回。
師匠がやるとうまくいくのですが
私にはまだ菊の花は咲かせません。
次はその菊の花をつぶすように
団子を円錐形の山にします。
その頂点を下にして、丸い鏡餅にします。
つぎは「角だし」
ここで麺棒の登場です。
のし棒を使い、鏡餅を前後に伸ばしていきます。
先がとがったら90度回転してまた角を出します。
それを繰り返し大きな四角の伸し餅状態にします。
実際には角はピンとはならず、丸くなっています。
次はのし棒で立てに伸ばして行きます。
だんだん広がってきて、のし板が足りなくなるの
巻き取りようの麺棒に巻き取りながら進みます。
最終的に2ミリくらいの暑さになったら
のし終了。
(そうそう、麺棒を転がす時の手は「猫手」
  これ大事!メモしておかなければ)
本当はもう少し薄く伸した方がいいのだけれど
あちこちが破れてきたので涙の妥協です。
次は打ち粉をたっぷりと打って
折りたたんでそば包丁の刃渡りより
若干短い長さにします。
これを小間板とそば包丁でできるだけ
薄く切っていきます。
包丁をすとんと落とし、切れたら
包丁を少し寝かして小間板を送ります。
また切ります。
これをリズミカルに繰り返します。(師匠は)
私はなかなか師匠の様には行きませんが、
こね--伸し--切りの行程の中では
この切りが一番納得のいくできでした。
さあ、これでできあがり。
「そばは三たてが大事」という師匠の声に促され
できあがりのそばを脇に抱えて帰宅。
早速、お湯を沸かし始めます。
出しは二日前に取ったのがあったので
醤油、みりんと合わせ付け汁ができました。
何とタイミング良く(?)職場の上司が
ふらりと我が家に立ち寄りました。
ついでにそばを振る舞うことにしました。
ゆで時間は20秒というのが師匠の教え。
茹でると若干緑色かかります。
水で洗い、氷水で締めます。
食卓に運び3人で食べます。
仕事はoffなので、職場の上下関係はなし。
しかし、この上司もまたそば打ちセットを
持っているというちょっとうるさい人。
でもその上司からお世辞半分にしても
「最初にこれだけ打てれば上出来だよ。」
とほめてもらいました。
また、自分ではやらなくても何事にも
厳しい評価をだす妻もok!
もちろん私の評価も「星、2つです!」
これはちょっとはまりそうです。
大晦日は私の手打ちのそばが出ているなんて
事になっているかも知れません。

長文にごつきあいいただきありがとうございました。
ソミュール液がさめたようです。
これからベーコン用豚肉のつけ込みです。
それでは明日は良い休日をお過ごし下さい。


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