木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

小鳥のさえずりが聞こえる穏やかな朝です。

4月になりました。

今月のtraining bikeはpurple bikeです。

Mayはだいぶ回復してきて、サークル横で私がトレーニングとストレッチをしていると邪魔しに来ます。

さて、昨日は朝食終え、さあ仁科峠へバイクで!と思っている矢先に

 

毎日曜朝のブログに登場しているコーヒーカップを割ってしまいました。

験を担ぐタイプではないので、予定通り山岳rideにでます。

給水ボトルなし、スペアタイヤなしのちょっとギャンブル的な練習になりそうです。

あえぐように仁科峠に着くと、雲行きは怪しく、風も強くなり

装備もないし、引き返そうかなと思っていると、風早峠川から4人のグループが登ってきます。

ちょっと話をすると今日は峠を四つくらい越えて、獲得標高は4000mを超えるとのこと。

負けず嫌いの私は「よし、天城峠、行こうじゃないの。」

実は負けたくなかったのは、獲得標高ではなくて、そのリーダーのバイク装備。

サイコンは2つ、クランクにはパワーメーター、その垂涎の装備です。

先方も石碑に立てかけてある私のpink bikeを見て、「?!」と言った表情。

風早峠から湯ヶ島までは20km弱の強烈なdown-hill。

そこから天城峠までは連続の登り。

先月末で伊豆単身赴任を終えたサイクリスト・マー君(NYヤンキースではない)の助言、

「天城峠は湯ヶ島側から攻めろ!」を実行します。

私のMaxのトップギア前39T×後21、sittingで登っていきます。

立ちこぎ(dancing)をするとここで脚を使い切ってしまいそうでできません。

天城トンネル口に到着、仁科峠に比べれば楽ですね。

次回は風情ある旧道に挑戦しようと思います。

トンネル内はちょっと恐いですね、特に天城トンネルから数えて3つ目のトンネルは

路面にスリップ止めのエンボス加工がされていて、

しっかりハンドルを押さえ込まないと落車の危険性があります。

その後も梨本まではループ橋を含めた長い下り。

アウターにギアはかけてあるのですが、ペダルを踏む機会はほとんどなく、

上半身を使ってのバイクの押さえ込みとブレーキング。

脚部よりも上体が疲れる経験は今までの練習ではありませんでした。

梨本のセブンイレブンで右折し、

今日3つ目のピーク、峰山トンネルに到着。

ここは8年前に河津・下田駅伝走った区間でそれほど大変ではありません。

ここから箕作(みつくり)までは下り、伊豆縦貫道の工事が一部で進められています。

スズキライオンさんの前の信号を右折したら最後の登り。

婆娑羅峠です。

練習中はいっさい距離計は見ないのですが、ずいぶんと脚に来てます。

また、ここに来て無給水も堪えてきます。

ここから松崎・仁科まではdownhill。

でも、十分に踏み込めません。

最後、仁科のセブンイレブンでメロンパンとジャスミン茶を補給。

何とかゴールにたどりつきました。

走行距離87.15km 4時間07分48秒 平均時速21.1km/h 平均心拍数161bpm 獲得標高3770m

バイク再開11ヶ月目で最大の練習になりました。

疲労感はもちろんありますが、体内の澱(おり・不純物)が排出されたような感じで爽快です。

前日の残り湯で汗を流し、

ラー油たっぷりの麻婆豆腐で栄養補給。

ダウンがてらに工房まで歩いて、一時間半ほど木工。

今、村一番の桜に目を和ませ、充実した日曜は終わりました。

さあ、今週末「パリ・ルーベ」も観戦できます、張り切っていきましょう!



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