東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業50年を迎えます不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

三池炭鉱を見に行って来た

2021年10月23日 09時58分21秒 | ひとり旅の話

先日出掛けた今年初のひとり旅。終業後に羽田空港へ向かうと19時近くのロビーは閑散していてた。21時半に福岡空港到着するが、とにかく福岡の良さは空港からの交通の便の良さで、地下鉄で20分ほどで中洲川端駅に到着。2019年4月以来の福岡であるがその時は博多に、妻と訪れた2016年12月は天神に宿泊したので、2012年6月以来の中洲泊だと東京に帰ってから気が付いた。チェックインをしてとりあえず挨拶代わりに豚骨ラーメン(下画像左上)で腹を満たす。

翌日は6時台に起床し、歩いて天神まで向かい、西鉄福岡駅から西鉄天神大牟田線特急に乗り込む。約1時間電車に揺られ、石炭の街・大牟田に到着。事前に予約しておいた電動自転車を駅前の観光協会で借り、明治日本の産業革命遺産・三池炭鉱世界遺産巡りスタート。宮浦抗跡(宮浦石炭記念公園)を経由し、早鐘眼鏡橋(上画像左上)、旧三池集治監外塀乃石垣(画像左中)を見学し、メインである宮原抗跡(上画像左下・右上)に到着。現地ガイドさんの説明を聞く。その後、三池炭鉱専用鉄道敷跡に沿いながら、万田坑跡から三池港まで移動し、三池港閘門を見学。大牟田駅から西鉄福岡駅まで50駅もあり、特急(9駅)か急行(16駅)で乗り換えなしで行きたいのだが、昼過ぎは非常に本数が少ないので、時刻表に合わせて最後は猛ダッシュで大牟田駅まで戻る。

天神まで戻り、開発中の天神付近を散策した後、遅めのランチ(下画像左下)を済ませ、今度は天神駅から福岡市地下鉄空港線に乗り、大濠公園駅で下車。以前情熱大陸で登場していたビルの外壁アート(上画像右中)を見学。再び天神まで戻り、デパートの地下食品街で地元食材を見て回りあれこれ購入してホテルに戻る。この時点で約24000歩。浴槽にゆったりと浸かり、久しぶりに老舗もつ鍋店へ来店(下画像右上)。

そして早いもので最終日。いつものように朝の散歩がてら柳橋市場まで向かい、いつも来店する商店(上画像右下)で辛子明太子を購入。ふらふらとホテルに戻り、チェックアウトをし、以前小倉を訪れた際に美味しかった老舗パン屋さんが博多駅構内に出店していると知り、立ち寄ってお土産(下画像右下)として購入。早めに空港入りして、静かに搭乗時間まで夢の中・・・

今回も疲労困憊になるほど遊べたひとり旅のリハビリ第一弾はとりあえず愉快に無事終了した。

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初旅2021

2021年10月18日 09時38分02秒 | ひとり旅の話

今年初のひとり旅へと本日の終業後に羽田空港へと向かう。行き先によってはまだまだフライト数も少なく、いつものように連休前夜の終業後に羽田に向かうとなるとかなり絞られてしまい、いろいろ検討した結果、2019年4月以来の福岡に決めた。

コロナ前に訪れようと調べておいた世界遺産登録である明治日本の産業革命遺産九州・山口と関連地域である大牟田の三池炭鉱の資料を引っ張り出し、これをメインにして過去に訪れた店や新たに行きたい食べ物屋さん、購入したいお土産が次々に候補として追加されてしまい、二泊三日(実質1.5泊)のスケジュールはパンパンで、それをどう消化して行くかをあれこれスケジュール調整する。この時間が楽しんだよな~と昨年12月の豊岡以来のひとり旅でひとり大いに盛り上がっていた。そんなにも盛り上がるのは久しぶりのひとり旅ということもあるが、今回で18回目の訪福なので土地勘があることが大きく、「あそこへ行ったらこっちも寄れる」と行先がどんどん枝分かれしてしまい、最後は収拾がつかないほどだった。

従来通り感染予防に気を付けながら、行って来るけん

【明日10/19(火)~10/20(水)は当社連休となります】

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ごめんね香川

2021年01月07日 10時24分30秒 | ひとり旅の話

【本日より仕事始めです】

昨年3月に不要不急の外出自粛要請があり、直前にキャンセルした香川へのひとり旅。

その時点では「来月には行けるといいな」と呑気に考えていた3月だったが、そこから長期に渡る自粛生活が始まった。その時、キャンセル料が掛からないことにとても申し訳なさを感じており、自粛解除になったら必ず向かおうと東京がGOTOから解除された10月の時点で今月1月の予約をしたのだが、11月の勝負の三週間を経て、再びGOTOが今月11日まで全国一斉に一時停止された。

今回予約したのは1月11日以降だったので、とりあえず向かうつもりではいたものの状況は悪化する一方で、キャンセル料を支払うつもりで延期を考えていると、指定の行き便が欠航との連絡。その便でも行けないことはなかったが最終的にキャンセルをした。しかしが欠航の為、今回もキャンセル料が発生しなかった・・・次回こそは必ず向かうと心に誓う。そして本日2回目の緊急事態宣言が発令される。

ちなみに香川へは小豆島の他に新屋島水族館で傘をさすアザラシを見たいと思ってる。

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GOTO豊岡

2020年12月11日 10時09分41秒 | ひとり旅の話

当社連休初日、3時台に起床し、今年最後のひとり旅で羽田空港へと向かう。今年のひとり旅は1月の岐阜と今回のわずか2回だった・・・

今回の目的はコロナで打撃を受けていると知り、応援していた兵庫県豊岡にある豊岡劇場での映画鑑賞であった。9月の時点で「前のめりにならないように」とした上で予約を入れていたものの、第三波が到来し、大阪・札幌のGOTO一時除外が発表された。大阪が目的地ではないにしろ、豊岡へ行くには大阪伊丹空港でプロペラ機に乗り換えなければならない。勝負の三週間での不要不急の外出に複雑な心境と様々な葛藤の中、ギリギリまでキャンセルを考えつつも当日を迎えた。

伊丹空港から兵庫県・但馬空港への乗り継ぎはわずか20分なので一服する時間もなく、そのまま昨年6月の鳥取ひとり旅以来のJAC機に乗り込む(ブログには未掲載だが、鳥取には但馬空港経由で行った)。今回劇場以外にも訪れたい場所がいくつかあり、事前にアクセスを調べたが、頼りの公共機関であるバスの運行がほぼない状態の上、但馬空港には一日2便しか就航していないので、翌日は10時の便で伊丹へ戻らなければならないので24時間で効率よく回る為にタクシー利用を第一に考える。但馬空港のホームページにはタクシーの常駐はないとのことだったが、今回で三回目の但馬空港だったので、何となくタクシーが停まっていた記憶だけを頼りに予約もせずに到着口を出るとタクシー発見。

たまたま送りで来ていたタクシーに乗り込み、現存する芝居小屋としては近畿地方最古である永楽館を目指す(約20分5000円)。明治34年開館の「小屋」は昭和39年に閉館したものの平成20年に大改修され、44年の歳月を経て蘇った。しばしタイムスリップを楽しんだ後、ミシュランガイドでビブグルマン獲得した出石(いずし)そばを頂く。わんこそばのような小盛の五皿が50代にはちょうど良い。

出石城下町を散策し、バスで豊岡駅まで移動(約25分590円)。チェックイン前なので荷物をホテルに預け、玄武洞へと向かう。事前にもホテルのフロントでも観光案内所でも確認するが、電車に乗って「渡し舟(片道400円)」での移動とのことなので、駅前でタクシーに乗り込むと先程のドライバーさんだった・・・約20分(2500円)で玄武洞到着。160万年前の火山活動で冷えた溶岩が長い歳月をかけて波の浸食により地表が現れた玄武岩のアートに圧倒される。ちなみに明晩ブラタモリで特集される。

見学後、再び豊岡市内へと戻る為、玄武洞ミュージアムからタクシーを呼ぶ。まさかと思いつつ、タクシーを待っていると・・・違うドライバーさんだった(約20分・3000円)・・・次は日本一のカバンの生産量を誇る豊岡氏のカバンストリートを見学し、いよいよ今回のメインである豊岡劇場にて映画鑑賞。歴史のある味のある館内で約2時間映画を楽しむ。鑑賞後、スタッフさんに別れを告げ、駅前を散策しているとトイレから出て来たドライバーさんとばったり三回目の遭遇。その後、永楽館のスタッフさんおススメのお店で食事。城崎温泉は目の前にもかかわらず、今回も寄ることはなく、ホテルの小さなバスタブに体を浸けて早々と就寝。

翌朝5時に目覚ましをセットして、電車に乗り込む。以前も訪れたことがある梁瀬駅を目指す。今回で3回目なので省略してもいいのでは?と前夜まで考えていたものの、同じ梁瀬としては行かねばならんと向かった(豊岡駅より約40分590円)。朝もやの駅は今回も幻想的だった。

そして20分後の豊岡駅行きの電車に乗り込み、ホテルに戻り、チェックアウトし、但馬空港へと向かい、伊丹空港から羽田空港に13時過ぎに到着した。今年最後のひとり旅は終始バタバタしていたものの、やたら充実していた。

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GOTO熊本

2020年11月16日 09時36分22秒 | ひとり旅の話

先週当社連休前夜に羽田空港へ向かった。

二月以来の搭乗に嬉しさと緊張感が入り混じったまま、機内の座席に腰を下ろす。読みたかった浅田次郎の機内誌「つばさよつばさ」も懐かしい。約2時間で火の国到着。迎えに来てくれた友人の車で市内へと向かう。感染者数が「安定」の三桁の東京から来た人間をまだまだ数の少ない熊本の人はどう迎えてくれるのか?を考えることもなく、マスク・検温・消毒以外はいつもと同じ光景だった。蜜を避けながら、店内でカラオケが始まると席を移動したり、トイレの度にうがいを繰り返しつつ、ホテルに戻ったのは3時近くだった。久しぶりに回らなくなった呂律もやたら懐かしく感じつつ、泥のように熟睡

いつもは二日目から温泉へ連れて行ってもらうのだが、今回は旅のリハビリの一環なので、大人しく市内で二泊。数えること19回目の熊本であるが、市内二泊は初めてで翌日はゆっくりと城下町・新町近辺を散策しつつ、熊本城の復興状況を確認。レトロ映画館で観賞予定だったが時間が合わなかったものの、その分ゆっくりと市内散策。夜は友人の親戚が営む創作居酒屋さんを予約してくれた。市内から路面電車でも30分は掛かる場所であったが「街は歩いてみないと意味がない」と開宴時間90分前に果敢にも歩き出す。途中で熊本県庁内に建つ熊本出身の作者である尾田栄一郎の代表作・ワンピースのルフィ像を見学。すっかり日が落ちていたものの、銀杏並木が実に素晴らしかった。少し道に迷いながらも定時にお店に到着。ちなみにこの日は約2万7000歩だったのでビールが美味しいこと。

さらに料理もとても美味しく(下画像下段)、この夜も話が途切れることもなく連夜の深酒

あっという間に最終日となり、翌朝友人に迎えに来てもらい、明るいうちにもう一度見学したいと再び県庁へ立ち寄って貰った。夜も良いのだが、朝日に銀杏並木が黄金色に輝いてた。その後、いつもの馬ホルモンの店(上画像上段)で早めのランチをして空港へ送って貰った。

熊本での友人の頑張りにとてつもなくパワーを貰い、帰りの機内で自然と口元が緩みつつ、まだ日の高い羽田空港へと戻った。とりあえず旅のリハビリ第一歩である。

【明日11/17(火)~11/18(水)は当社連休となります】

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GOTO2回目

2020年11月09日 09時52分01秒 | ひとり旅の話

様々なGOTOキャンペーンで観光地や飲食店でのインタビューをニュースで目にする。

「実感がない」「システムが複雑すぎる」「ほとんど変わらない」・・・と嘆く店主やユーザーが映し出されることが少なくないように思える。ただ実際には恩恵を受けている人たちもたくさんいるはずだが、様々な配慮から破顔で「めちゃめちゃいいですよ」とは言わないだろうし、日本人独特の謙虚さから「ぼちぼち」「まあまあ」程度しか答えないものだと思う。

そもそも導入したばかりの段階ではすぐには評価出来ないもので、総理就任後にすぐに発表される内閣支持率と同じであまり意味がない。一番分かるのは何事も終わった時なんじゃないかと思う。どちらにせよ「とりあえず」出掛けるきっかけとしては良い試みだと思う。そして私は今夜九ヶ月ぶりの飛行機に搭乗する。先月の草津同様GOTOトラベルの2回目の恩恵なのでしっかり還元してくるつもりである。

そして出発当日になって改めて思うことは、「少しずつリハビリ開始」と称して計画したものの、もし9月に予約していなかったらきっと今夜出掛けることはなかっただろうなと思う。とりあえずは出掛けられる環境であることに感謝しつつ・・・。

【明日11/10(火)~11/11(水)は当社連休となります】

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小豆島へ行ってくる・延期編

2020年03月09日 09時41分55秒 | ひとり旅の話

本日終業後に羽田空港から香川へと向かう。

決めたのは昨年末だったがコロナウイルスの影響ですっかり状況が変わってしまった。まだ感染者が出ていない香川県では、市から繁華街への外出自粛を要請されたこともあり、香川の先輩との飲み会も中止になってしまった。電話口で平身低頭の先輩に「それは仕方ないこと」と応える。また落ち着いたら行きますよ。

おかげで完全なるひとり旅となったが、訪れる予定だった場所もいくつか臨時休館になっていた。今回のメインであった小豆島二十四の瞳映画村は営業しているとのことで、あとは施設ではない「父母ヶ浜」「うだつの町並み」でも訪れようか?と考えていた・・・のだが・・・

不要不急の外出を控えようと日本中で一致団結している時にいかがなものか?とこの数日間自問自答を続けた結果、今回は延期することにした。来月には行けると良いなと思いつつ・・・

【明日3/10(火)~3/11(水)は当社連休となります】

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日本一の石段に挑んでみた・絶望的な状況編

2020年02月27日 09時33分19秒 | ひとり旅の話

世の中には大変な事、辛い事は世の中にたくさんあるが、先日久しぶりに絶望的な状況と遭遇した。

約2時間掛けて登頂した日本一の石段から降り始めていると、後方から若者たちのはしゃぐ声が聞こえて来た。ゆっくりと手すりに掴まりながら慎重に下る私たちを尻目に野猿のように飛び跳ねながら風のように駆け下りて行った。

上り慣れた地元の子たちなのか?彼らの躍動感のある背中を眺めつつ、さらにゆっくりと下山を続ける。階段の雪も無くなり、ゴールまであとわずかな時点で上り始めていたひとりの若者と遭遇。よく見ると先程の若者で彼から掛けられた言葉に絶句した。

「携帯落ちてなかったですか?」

ひぇ~「携帯鳴らしてみた?」「繋がらないんです」とのやり取りの後、彼は再び上り始めた。東京スカイツリーの階段数は2523段とのことなのでそれをイメージして貰えば彼の絶望感が分かると思うのだが、ツリーには各所に人がいるのでまだ連絡が取りやすいが、誰にも頼ることが出来ないほぼ人っ気のない山道でなので自分で何とかしなければならない絶望的な階段上りである。もし自分だったらようやく上ったあの階段をまた上るなんてあり得ず、反射的にポケットの携帯を今一度確認してしまった。

早い「段階」で見つかるといいのだが・・・

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日本一の石段に挑んでみた・後編

2020年02月22日 09時48分47秒 | ひとり旅の話

ホテルまで迎えに来てくれた友人の車で以前から挑んでみたかった日本一の石段へ向かう。

釈迦院御坂遊歩道の表参道の急坂に積み上げられた石段は3333段。昨年ヘロヘロになった金刀比羅宮が1368段なので約2.4倍である。友人はギリギリまで躊躇っていたが、二人ともこの日の為に(少しだけ)準備を重ね、仲良く元気に登頂を始める。ちなみに金刀比羅宮では汗だくになった経験からジャージに着替えたが、(最後まで)風邪をひいてしまうほど寒さだった。


金刀比羅宮や熊野古道の不規則な石段とは異なり、等間隔に敷き詰められ整備された石段は上りやすく、これは楽勝・・・と思ったのは最初の数百段の話で、次第に乳酸が蓄積され始め、100段ごとに立っている標識を目印にその都度休憩を取る。1000段までは果てしなく気が遠くなったが、1000段を越えると「残り1/3」「あと半分」「残り1000段」と希望が見え始めてくるが高度が上がるにつれ、寒さと積雪に苦戦し始める。

気を紛らわすため途中から標識ごとに同じポーズで記念撮影をし始めるが、次第に足を上げること自体辛くなる。何故最初のポーズで足を上げてしまったのか後悔・・・それでも元バレーボール部同士「ここで集中ぅ~」「一本で切ろうぉ~」などと声を掛け合いながら、なんとか約1時間50分でめでたく3333段を制覇した。ちなみに石段コンテストの優勝者のタイムは約25分程度だった。

あとは下るだけだと思ったものの・・・この下りが辛かった・・・大笑いして痙攣し続けてる膝に加え、頂上付近の御影石の石段には雪が凍り付いていて滑る滑る。滑落の恐怖で設置された手すりに掴まりながら下山するのだが、この手すりが冷え切っていて素手では掴めない。冬は手袋が必需品のようだ。さらにさらに上りでは感じなかった股関節やふくらはぎの痛みで一段ずつ両足でゆっくりと降り、手すりの無い階段も何か所もあり、慎重にゆっくりと下った結果、上りと同じくらいの時間が掛かってしまった。降雪時にはスパイク仕様の靴が必需品のようだ。

石段登頂後に2012年以来8年ぶりの菊池温泉へと向かう。偶然にも友人が予約してくれた宿は前回と同じだった。温泉でゆっくりと石段の疲れをとる・・・と言うよりも疲れよりも痛みが辛く、夕食後に泥のように寝てしまった。

翌日もぎこちない足取りのまま、昼過ぎに熊本空港で友人と別れ、東京へと戻った。ちなみに痛みは三日間続いた。もう二度とやりたくはない苦行であったが、また少し時間が経てば上りたくなるんだろうな。

付き合ってくれてどうも有難うね。

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日本一の石段に挑んでみた・前編

2020年02月21日 09時32分41秒 | ひとり旅の話

当社の連休前夜から昨年7月以来の熊本入り。

今回で17回目の訪熊なのでほぼ「里帰り」気分で、空港まで友人が迎えに来てくれた。熊本は史上最も遅い初雪で、空港駐車場の友人の車にはうっすらと雪が積もっていた。市内まで移動し、常宿にチェックインしてから、昨年末の草津以来の乾杯。

連れて行って貰ったホークスファンの大将がいる居酒屋で馬肉の生レバーを堪能する。大将との野球談議に花が咲くが、昨シーズン2年連続リーグ二位からの日本一とは言え、三連覇しているホークスに対し、無残な4タテを食らった我がジャイアンツは反論することも出来ず、静かに杯を重ねていたら気が付けば4時だった・・・今シーズンリベンジしたら大腕を振っての再訪を誓う。

4時間の睡眠後、いつものように熊本城の復興状況を確認する。間もなく4年が経ちようやくふたつの天守閣が見え始めていた。少しずつ少しずつ復興が進んでいる。がまだせ熊本。

【画像下左から2019年6月→2019年1月→2018年5月2017年6月

城内を一周してから今月末で閉店する熊本パルコで開催されていたさよならパルコ写真展を見学。熊本パルコにゆかりのある著名人たちのメッセージに愛が溢れていた。

そしていよいよ日本一の石段3333段に挑むのであった(つづく)

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岐阜へ行って来た・後編

2020年01月25日 10時01分51秒 | ひとり旅の話

長良川河畔にある創業150年の老舗旅館は川原町の古い町並みの中にあり、こちらに「蔵の湯」と呼ばれる温泉がある。

「長良川の材木商として財を成した 旧家に建てられた蔵が解体され 眠っていました。この町で守られてきた明治時代の蔵を蘇らせたいと、大浴場として再生。120年前の梁を見上げながら 長良川温泉につかる醍醐味(十八楼ホームページより)」

日帰り入浴にも関わらず着物姿の仲居さんがわざわざ大浴場まで案内して頂いた。恐縮だ・・・15時過ぎの広々とした温泉は貸し切り状態で、ひとり長良川のせせらぎを聞きながらながら蔵の湯を始め、他の露天風呂と共に長良川温泉を堪能する。

温泉から上がると疲労と共に空腹感が襲ってきた。この時点で16時を過ぎていたが朝食のホットケーキから何も口にしていなかった。この日二度目の南下をして岐阜駅前で自転車を返し、駅ビル内の店でちょい飲みコースを注文するが、モーニング同様私にとっては「ちょい」ではない量の「どて煮(下画像下段中)」や「鶏天(下画像下段右)」が運ばれて来た。嗚呼~とにかくビールが染み渡るぜ。買い物をしてからホテルに戻り、ひと休みして夕食に岐阜おでんを食べたが、残念ながらちょい飲みのおかげで多くは食べられなかった・・・。ちなみに岐阜おでんには「チーズ(下画像上段下の白い三角)」が入ってた(中略)。

その日の歩数は3万歩で移動距離は19kmを越えていた。ホテルに戻り、部屋に設置してあるマッサージチェアに横たわると・・・あっという間の最終日。朝4時に起き、夜明け前の5時13分発の電車に乗り、セントレア空港に6時半に到着。空港でとりあえず朝ビールを飲み、9時前に羽田空港に到着。通勤途中のサラリーマンさんたちに揉まれながら、午前中には自宅に到着。そのまま「彼」と炬燵で昼寝

地元の方おススメの明宝ハム(上画像下段左)をお土産で購入し、夜に自宅で食べたがこれがなかなか美味しかった。気が付けば飛騨牛も鶏ちゃん(けいちゃん)も口に出来なかったものの、鵜飼を始め、美濃の街並み、下呂温泉、飛騨高山等たくさん心残りを残してきた。

東京からのアクセスも良いので岐阜再訪はありだな?とにんまりしながら、またひとつ私のひとり旅白地図がひとつ埋まった(おしまい)。

追伸:岐阜の百貨店は18時半に閉店する。

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岐阜へ行って来た・前編

2020年01月24日 09時55分48秒 | ひとり旅の話

今年最初のひとり旅始めは岐阜に出掛けた。

西日本に未踏破の県がほぼ無くなったこともあるが、岐阜にレトロ映画館の存在を知り、さらに岐阜を調べていると「柳ケ瀬」なる地名が出て来た。漢字さえ違うものの、梁瀬に似た音(おん)に勝手に親近感を覚えながら、迷わず決定。ただ最寄りのセントレア空港に羽田からは早い便と遅い便のふた便しかなく、結果的に当社連休前日の一番寒いと言われている大寒の日に羽田空港へと向かい、最終日は朝7時50分の便で戻ることにしたので、早朝5時に岐阜駅を出発することになり、結果的にほぼ1泊である。

初のセントレア空港に20時過ぎに到着し、空港から名鉄空港線ミュースカイ(全席指定)に乗り、金山駅からJR線で特別快速に乗り換え、21時半に岐阜駅到着。チェックインしてラーメンとビールを流し込む(中略)。

翌朝はホテルの朝食を選ばず、事前に決めていたこだわりのホットケーキがある喫茶店でモーニング。岐阜は名古屋同様モーニングは充実していると聞いていたが、「モーニングは?」の言葉につい反射的に「お願いします」と答えてしまい、しばらくするとテーブルにはホットケーキとモーニングが私にとっては少しボリューミーな朝メニューで埋め尽くされた。

満腹状態で街散策を始める。柳ケ瀬商店街を抜け、1977年(昭和52年)に開館したレトロ映画館の場所を確認。そのまま長良橋通りを北上し、大河ドラマ「麒麟がくる」ゆかりの岐阜城を目指す。金華山ロープウェイに乗り込み、岐阜城を見学。下山してから難攻不落の城であることを小さく見える城をまじまじと見上げる(下画像下段右)。岐阜公園でレンタサイクルを借り、長良橋を渡り、広大な長良川に係留されている鵜匠の舟(下画像下段左)を見学。今回はシーズンオフだったが、いつか鵜飼を実際に見てみたいものである。

そのまま長良橋麓の老舗旅館の立ち寄り湯へ行く予定だったが時間が少し早く(14時から)、再び商店街まで戻り、レトロ映画館で予定よりも一本早い13時30分の上映回を鑑賞することにする。入場料500円を支払い1969年公開・渥美清主演の「でっかいでっかい野郎」を鑑賞(詳細は後日)。

鑑賞後に再び立ち寄り湯へと戻った。(つづく)

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宮崎秋季キャンプへ行って来た・おまけ編2

2019年11月20日 09時00分00秒 | ひとり旅の話

【本日は連休最終日。予約投稿にて】

家族へお土産を買うのもひとつの楽しみで、あれこれと購入してしまう。

前回も購入した宮崎名物の辛麺(からめん)だったが、今回は違うメーカーのものを購入し、帰宅した夜に早速実食してみると、妻と二人で唸るほど美味しさだった。今後私のお土産リストに入るのはもちろんであるが、お取り寄せリストにも入った。

荷物をほぼ宅配便で送り、チェックアウトをしてから、身軽になった状態でチキン南蛮ランチへ向かう途中の花屋さんで・・・目が合ってしまった・・・

「彼」似のプランターと・・・とりあえずランチをしながら考える。荷物になる、でも・・・いやがさばる・・・う~ん

 結局ランチを済ませて一目散にお店に向かい、「彼」と似た顔を吟味する。

そして鞄に入りきらずに紙袋にぶら下げて、東京まで一緒に帰った。

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宮崎秋季キャンプへ行って来た・おまけ編1

2019年11月19日 09時00分00秒 | ひとり旅の話

【本日は連休初日。予約投稿にて】

今回の宮崎でも地元の方々とよく話した。

キャンプ地で知り合った男子大学生さんは、将来救急医療を目指す地元の医大生さんだった。彼がおススメするトマトラーメンを食べながら、ジャイアンツ談義に花を咲かせる。おかげで楽しいキャンプ見学が出来ました。どうも有難う。立派なお医者さんになれるように頑張って下さいね。またいつかキャンプでお会いしましょう。

キャンプを後にして、最寄り駅の木花駅へ向かったところ、駅の場所が分からず、下校中だった小学生に訊ねると「お連れします」とのこと。いやいや道順だけ教えてくれれば・・・とお断りしたのだが、彼はそのまま駅まで連れて行ってくれた。彼と10分程度の道のりをあれこれ話しながら、「知らない人について行ってはいけない」と教えられる東京では絶対に考えられない行動に感動しつつ、彼と別れた。駅前の道路標識が秋晴れに映えていた。その時の様子を標識に重ねつつ・・・

宮崎駅構内でのお土産屋さん。店員さんとあれこれ話しながら、購入したお土産と共に宮崎で一度も着用する事のなかった上着等の私物を一緒に配送した。二日後に自宅に届いた段ボールを開封すると店員さんから手書きのお礼状が入っていた。こんなひと手間が実に素晴らしい。

チキン南蛮の有名店で開店前に並んでいた時に先頭のおじさまと話した際にこの店の歴史から、店主のこだわりまであれこれ教えて頂いた。おかげであっという間に開店時間となり、店内で別れた。

話すってことはやはりいいことである。

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宮崎秋季キャンプへ行って来た・後編

2019年11月16日 09時37分26秒 | ひとり旅の話

宮崎駅前のホテルでひと休みした後、半年前にも訪れたお店でチキン南蛮他を始め宮崎郷土料理を堪能しつつ、生ビールを流し込むと早起きと日差しの疲れがどっと出て、20時にはホテルに戻って就寝・・・健全・・・

前回ほとんど宮崎市内を散策することが出来なかったので、朝食後にそのまま街へ出掛ける。大通りの高千穂通りからいつものように「旅に出たら一筋裏を歩け」ってことで裏通りを歩く。若草通にある文化ストリート(下画像右中・下)のミステリアス感を満喫し、宮崎県庁(下画像左上)を見学。実に素晴らしい石造りの建物で、早朝から職員さんたちが県庁前の道路の掃き掃除していた。西南戦争の時に2ヶ月ほど滞在した西郷隆盛駐在之跡(下画像左下)を見学し、メインストリートである橘通りを通り過ぎ、裏路地をぐるぐると歩く。どの町にもひっそりと存在する「危険な香り」がするエリアはいつだってわくわくする。

一時間以上散策した後、ホテルに戻りチェックアウト。最後に目指すは老舗チキン南蛮の洋食店である。タルタルチキン南蛮発祥の店で行列必至の人気店とのことだったので、11時の開店少し前に向かうとすでに先頭におじさまが立っていた。おじさまに色々と教えて貰い、年齢的に「チキン南蛮とハンバーグのハーフハーフ」が無難とのことだったので、開店と同時に「ビジネスセット」を注文。美味い・・・チキン南蛮はもちろんのことハンバーグがやたら美味しい。ちなみにライスは付くがスープは付かない。またお水と温かいお茶を頂ける。その後も街を散策しながら、空港へと向かった。

とにかく食が美味しい(合う)街なので、これから秋季キャンプは私のスケジュールに組み込まれそうだ。(おしまい)

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