東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業50年を迎えます不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

熊野古道へ行って来た・後編

2019年10月18日 10時00分20秒 | ひとり旅の話

18時過ぎに本州最南端の串本駅に到着すると駅前にはタクシーが一台も待機しておらず、仕方なく疲れた足を引きずりながら宿に向かう。高台にあるホテルだったのですぐに場所は分かったものの、すっかり日も暮れて街灯もない暗い道でホテルに向かう上る道が見つからず、何度も道を間違えながら30分以上彷徨いながらようやくチェックイン。温泉に浸かった後、いつものようにホテルのフロントでおススメの食事処を確認すると、駅前にポツリと数店が書かれた地図を渡された。駅前まで行けばそれなりにお店はあるだろうと向かうが、商店街らしきエリアが見つからない。

道行く地元の高校生たちに商店街の場所を訊ねると「商店街はなく店は点在」との回答・・・仕方なく途中で目星を付けていた寿司屋さんに入り、大将と会話を楽しみつつ、珍しいまぐろの胃袋(下画像下段左)を肴にビールを体中にしみ渡せながら、寿司をつまみ、2021年に民間初の小型ロケット発射場の設置が予定される希望の町・串本町の話をたくさん聞いて早々と就寝

ホテルから見える朝日が日本の朝日百選に選ばれたとフロントで教えて貰い、翌朝の日の出時間(6時)に合わせて5時前に起床し、露天風呂を入り、約20分ほど歩いて橋杭岩を見物。橋杭岩とは「弘法大師の未完成品」と呼ばれる橋の杭を思わせる大小40余りの奇岩のことで、これと朝日を重ねて記念撮影。絶景を楽しんだ後、ホテルに戻りチェックアウト。7時過ぎの電車で白浜駅まで向かい(約60分)、地元の市場でお土産を購入し、南紀白浜空港へ巡回バスで向かった。前回宿泊した宿や訪れた崎の湯を車窓から眺めつつ、30分のバスの旅を楽しんで空港に到着。昼過ぎに羽田空港に到着し、その足で国際フォーラムでの法廷研修会に出席した。

2日間の総歩数は約5万歩で、初日に上った階数は今年3月に登頂した金比羅山の102階には及ばなかったものの驚愕の92階だった。修行というより苦行に近い和歌山の旅だったが「熊野に行ったんだもん」と数日間足首の痛さを感じつつも、もう少し飛行機と電車、バスとの連携を何とかならないものか?と恨めしく思った3回目の和歌山であった。

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熊野古道へ行って来た~前編

2019年10月17日 09時35分48秒 | ひとり旅の話

熊野古道を歩きたくて和歌山へ行って来た。

 2015年10月2018年6月と今回で3回目となった和歌山ひとり旅。3回目にも関わらずこれまで関西国際空港の発着、奈良から日本最長路線バスでの和歌山入りだったので、今回初めて一日3便のみ就航の南紀白浜空港を利用。空港から白浜駅までバスで移動するものの、乗り継ぎが悪く駅前で1時間近く時間を潰す。前回も乗車した特急くろしお号に乗車し、(一度乗っているので)迷うことなく進行方向右側の座席に座り、朝食用に購入した和歌山の郷土料理であるめはり寿司とさんま寿司を食べながら海を眺め、約90分で前回の路線バスの終着駅でもあった新宮駅に到着。

今回は効率よく回る為、駅前でレンタサイクルを借り、初めに熊野三山の元宮である神倉神社へと向かうと・・・登頂を諦めたくなるほどの高さ80m538段の断崖絶壁の自然石の石段(上画像左)に出迎えられる。足元に気を付けながら登るとゴトビキ岩と呼ばれる巨石に押し潰されそうな独特の形状の元宮(上画像右上)に到着。上りは辛いが下りは怖い石段を下り、熊野三山のひとつ熊野速玉大社(上画像右中)を見学。そして前回とても美味しかった香梅堂の鈴焼(上画像右下)を購入し、約1時間20分の滞在で慌ただしく再び電車に飛び乗り、戻る形で紀伊勝浦駅へ向かう(23分)。そして今回のメインである熊野古道散策開始・・・と言いたい所だったが、これまたバスの乗り継ぎが悪く、駅前からタクシーで大門坂入口まで向かう(2500円)。

大門坂からいよいよ日本三大古道のひとつ聖地・熊野古道の第一歩である。杉林が気持ち良く神秘的な古道を歩くのだが、蟻の熊野詣と言われた賑わった古道には私以外おらず、時々すれ違う程度の快適な貸し切り状態であった。ただ熊野那智大社まで続く全長640メートル・高低差100メートルの石畳は少しずつ体力が消耗して行き、先程の神倉神社の断崖絶壁の疲労と重なり、何度も何度も休憩をとる。上ること約1時間で熊野三山のひとつである那智大社(上画像右上)に到着し、すぐ隣の那智山青岸渡寺(上画像右中)を見学。神社と寺が隣り合う珍しい立地は現世の神様と死後の仏様が神仏習合していることからとのこと。約20分ほど歩くと滝の音が聞こえてきて、石段を下ると日本一の落差133メートルがある聖地・熊野那智大社のシンボルであり御神体である那智の滝(上画像右下)にただだ圧倒される。

そして帰りの勝浦駅行きのバスの時間まで遅めのランチ(とビール)で約1時間ほど時間を潰す。バスに乗り込むと満車の状態で立ったまま紀伊勝浦駅に到着。宿のある串本駅を目指すが、これでもかってほど乗り継ぎが悪く、「静かな」駅前でコーヒーブレイク。40分特急に揺られ、18時過ぎにようやく本州最南端駅の串本に到着した(つづく)

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魚梁瀬へ行って来た・おまけ編2

2019年10月02日 09時00分00秒 | ひとり旅の話

【本日は定休日。予約投稿にて】

高知ではキモカワキャラでお馴染みのカツオ人間を始め、鰹を推している。

また街には龍馬から土佐犬、はりまや橋まで様々コラボしていて、高知から送った宅配便の箱も龍馬だった。

それらを見る度についつい楽しくなる。

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魚梁瀬へ行って来た・後編

2019年09月21日 09時58分38秒 | ひとり旅の話

沢田マンション見学後、高知駅前まで移動し、土佐三偉人の像(下画像左上)を見学し、地元スーパーに立ち寄ってから高知城まで移動。とにかく暑くて暑くてその時点でかなり疲労困憊し、天守閣への登頂は断念し、城を眺めながら高知名物のアイスクリン(ゆず・ゆずのW)で休憩。中心的な繁華街である追手筋通りや巨大なアーケードを散策しながらホテルに到着。シャワーを浴び、荷造りをし、再び灼熱の市内には出たくなかったが、渋々チェックアウト。

汗をかかないようにゆっくりと日陰を中心に歩くが、ものの10分でシャワーを浴びたようにずぶ濡れになる。高知城近くのほそめ市場で昼食。ここは屋台村のような大きな建物でその店の席でも、共有スペースのベンチでも自由に食べられるシステムで観光客を始め、地元の方も利用している高知の台所のような場所である。数ある店から事前に決めていた「軍鶏と土佐ジローの究極親子丼」(上画像左中段)を注文。生ビールが美味い。

そして今回の高知イベントのフィナーレを飾る1955年に開業したレトロ映画館・あたご劇場にて映画鑑賞。入場料1000円を支払い趣のある館内へ。入口から客席は物凄く近く、数歩で扉を開けるとカーテンで遮られた客席へ。拭き出す汗がまだ滴り落ちる中、上映が始まる。他の観客の座る椅子がぎぃーぎいーと音を立てる様子もまた味わい深い。シネコンしか知らない若者は、入れ替え制ではなく、座席指定もなく、二階席(上画像下段中央)がある劇場には驚くだろう。約2時間後劇場を出て再び炎天下を歩く。もうこの頃になると流れる汗もびしょびしょの服も気にせず、空港行きのリムジンバスへと乗り込み(約25分)、空港で着替えて羽田空港へと向かった。

暑かったけど見どころ食べどころ撮影どころ満載だった高知はなかなか面白かったが、魚梁瀬ダムを始め、沢田マンション、レトロ映画館と家族や友人たちは誰一人興味を示さなかった・・・まあ、そりゃそうだろう。だからこれからも自由勝手な気ままなひとり旅を続けるんだろうなと思った(おしまい)

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魚梁瀬へ行って来た・中編

2019年09月20日 09時45分19秒 | ひとり旅の話

魚梁瀬見学を早めに切り上げたには理由があり、空港に到着した際、ちょうど前日からラグビーワールドカップ・トンガ代表が事前キャンプで高知を訪れていると知り、折角の機会だったので練習を見学しようとホテルにチェックインをしてすぐに春野総合運動公園へとタクシーで向かい、練習時間終了30分前に到着。遠くに山々に囲まれた素敵なスタジアムでのんびりと練習観戦。終盤には地元のラグビー部の学生(高校生?)たちがトンガのコーチや選手と一緒に練習する時間もあり微笑ましく見学。しかしとにかくこの日の高知は高温多湿で座っているだけで汗が流れる。かなりヘトヘトになりながらバスで市内へと戻った。

バスに揺られてはりまや橋停留所で下車。「がっかり橋」「がっかり名所」と揶揄されるはりまや橋(下画像上)を撮影していると、地元とおじ様から「はりまや橋は実は四つある」と教えられた。メイン道路にあるコンクリートの橋と反対側にある明治~大正時代に実際に使われていた緑の橋(下画像下段左)、そしてはりやま橋公園の地下広場に平成9年までかかっていた旧橋の欄干(下画像下段右)である。知らなければ赤い橋だけで帰るところだった。

そしてホテルに戻り、シャワーを浴び、ひと休み。いつものようにホテルフロントさんおススメの店を確認し、元酒蔵を再利用した居酒屋さんでようやく高知初の生ビールがスポーツドリンクのように体中に染み渡るのを感じながら、生鰹食べ比べを楽しむ。腹六分目にして、事前に聞いておいた高知ラーメンのおススメ店へと向かうが、満席の為断念。魚梁瀬へ向かう車中のラジオで「高知城がトンガのチームカラーである赤にライトアップ」と言っていたので確認(最上部画像下段右)して早々と就寝。


翌朝はいつもながら早く起床し、朝食後に自転車を借りて高知駅北側にある沢田マンションを目指した。沢田マンションとは1972年から夫婦二人で作り始めた5階建て(一部6階)地下1階の鉄筋鉄骨コンクリート造の手作りマンションで増築に増築を重ねた外観から「高知のガウディ」「軍艦マンション」「日本の九龍城」と呼ばれている。自転車で20分程度で突如目の前にマンションが広がると感動でつい声を上げたくなりそうになる。3階まで車で進入出来るスロープやプール(予定だったが池に変更)、エレベーターがあったりと夢の詰まった究極のDIYである(つづく)

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魚梁瀬へ行って来た・前編

2019年09月19日 09時29分46秒 | ひとり旅の話

四国・高知へとひとり旅へ出掛けた。

高知へは2006年以来13年ぶりであったが、その時は息子との二人旅だったのでひとり旅としては初の高知である。そもそも高知に決めた理由は西日本エリアでひとり旅未踏の地だったというだけの理由だったが、決めたら同じ名前の「魚梁瀬(やなせ)」を始め、「高知のガウディ」「軍艦マンション」と呼ばれる沢田マンションと訪問したい場所が思い浮かんで来た。そして今年5月の大分で体験した「レトロ映画館」を探してしみると高知にもちゃんと存在しており、この三か所をメインに二日間の日程で色々と肉付けして、連休初日の早朝に羽田空港へと向かった。

空港でレンタカーを借り、まずは魚梁瀬を目指す。道はほぼ一本道で土佐湾を横目に海岸線沿いの55号を室戸方面へ南下し、途中で山道を登るのだが、道が狭い上に地元車がガンガンすれ違うので、かなりスリリングなドライブが味わえる。いつしかラジオは圏外となり、ナビの到着予告時間も「検索中」の文字が表示される中、毎年鰹を送って頂くHさんご推奨のゆずポン酢の産地である山間の馬路村に到着。標識や看板に「(魚)梁瀬」の文字を発見する度、撮影を繰り返す。

今年2月に訪れた梁瀬駅同様、珍しい自分の苗字が看板に表示されているのは実に不思議な気分である。ランチを食べて、店主にこれから魚梁瀬へ向かうことを告げると、山道が工事中で通行制限があるとのことでわざわざ調べて頂き、11時50分から13時まで通行出来るが、13時からは1時間ごとに10分間しか通行が許可されないとのこと。その時点で12時。魚梁瀬までは30分とは聞いていたのでとりあえず向かうことは出来るが、13時から13時50分までは通行出来ず、13時50分から10分だけ通行可能となる。「とりあえず魚梁瀬に入り、1時間程度散策して13時50分に下山開始」と計画して、さらに山道を登る。

魚梁瀬ダム(画像上中段右)にも途中で立ち寄って、魚梁瀬大橋を渡ると予定通り12時30分に魚梁瀬へ到着。しかし昼時だったこともあり、実に閑散としており、見物する場所も見当たらない。これから1時間以上を過ごすには少し長く、日本三大杉美林の魚梁瀬杉もやなせ温泉も森林鉄道を見ることもなく、滞在時間わずか10分程度で通行可能な13時ギリギリに来たばかりの山道を戻る。帰り道に高知電力所へ寄り、魚梁瀬ダムのダムカードをゲットする。


寄り道したおかげでナビは行きとは異なる進路を示したが、帰りの方が走りやすかった。たくさんうねうねしたけど・・・

早朝起床と緊張する運転と目的達成で帰り道は睡魔に襲われながら何とか高知空港到着。往復60km・6時間のドライブで、空港からリムジンバスで高知市内へと移動する。(つづく)

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ほっともっとフィールド神戸へ行って来た・夏の陣再び編

2019年07月27日 09時51分10秒 | ひとり旅の話

大阪二日目の朝。

ホテルには御出迎え人形(下画像下段中央)や御神輿を始め、街の至る所に提灯が飾れていた。日本三大祭りのひとつである天神祭が開催されており、この日は本宮前日とのこと(だと当日知った)

チェックアウトをし、グランド花月のあるなんばへと歩いて向かうことにする。距離にして約5km・約1時間もの道のりも楽しみにまずは日本一長い商店街・天神橋筋商店街から散策。あり得ないほどの長さに驚いていると、あちらこちらで出店の準備や太鼓の音色が響き渡り、法被姿・浴衣姿の祭り人たちとすれ違う。そのまま南下し2018年6月にも訪れた大阪天満宮を見学。境内ではお囃子にあわせて龍踊りが披露されていた。踊り手の自由な表現で龍が天に昇る様子を舞ってくれるのそうなのだがこれが実に独特でついつい時間を忘れ見入ってしまった(上画像下段右)。


さらに南下を始める。東京は肌寒い日々が続いていたが、事前に「大阪は暑い」との情報を得ていたので準備はして来たものの・・・ここまで暑いとは・・・と大阪城を見学時点で徒歩でのなんば入りを諦め、大阪城公園駅より電車に乗り天王寺駅で下車。あべのハルカス(下画像下段中央)をちらりと見上げ、ディープタウン・飛田新地(下画像下段右)を散策するが、昼間でも営業しているとは知らず、置屋さんから声を掛けられ、逃げるように足早に通り過ぎる。

この時点ですでにヘロヘロでシャツは色が変わるほどびっしょりで、もう歩く気力もなくなり地下鉄で動物園前駅よりなんば駅へ向かい、後輩と合流した。途中で二回シャツを着替えたが、すぐにシャツはびしょ濡れになり、汗拭きシートで拭くものの、あり得ないほどの汗臭さを放っていた。2007年8月にも大阪でこんな暑さは経験したが12年前よりも大阪夏の陣は辛かった・・・

この日一日の天満宮からなんば、ほっともっとフィールド神戸からの関空までの移動ルートを確認する。この短時間での行動範囲にはついつい笑ってしまった。(おしまい)

【本日はAの誕生日。元気にしてますか?】

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ほっともっとフィールド神戸へ行って来た

2019年07月26日 09時55分56秒 | ひとり旅の話

昨年「ボールパーク巡りをする」と書いた通り、先日ほっともっとフィールド神戸へ行って来た。

内野の天然芝を有する大リーグのボールパーク仕様の美しい球場で、もともとはブルーウェーブ時代のホームグラウンドであったが、合併により年間の開催試合数がかなり減ってしまった。毎年シーズン前に年間の試合スケジュールを確認していた。今年の開催日は当社の連休とは被らなかったが、善は急げとばかりにスケジュールを組んだ。試合は火曜と水曜に開催されるのだが、火曜は間に合わないので水曜日として、訪問スケジュールとしては「水曜入り→木曜翌朝一番の便→そのまま仕事」と「火曜入り→水曜最終便で帰る」があったが、後者を選択した。もうそんなお年頃・・・

火曜日の終業後に羽田へ向かい、伊丹空港に21時前に到着。3月で辞めたバレーボールチームの唯一の同級生が6月から大阪に単身赴任しているので、久しぶりに飲む(おでんナイト)。翌日はこれまたバレー部の後輩と昨年1月以来の吉本鑑賞昼から串揚げランチの後に私にとって2003年以来のなんばグランド花月へ。何かと話題の吉本なので、当然舞台でも「テープ回してないやろな?」等のいじりもあり笑いが起きる。鑑賞後に別れ、16時30分の開門目指して神戸に向けて電車に乗る。


ただ・・・今回唯一の計算違いがあり、関空の最終便21時に搭乗する為には、18時過ぎに球場を出なければならない。つまり試合が見られないことが予約を入れてから判明したのだが、マツダスタジアム同様、球場見学がメインなので往復の移動時間(なんば→球場90分、球場→関空2時間)よりも短い1時間余りの見学時間であることも気にせず、以前訪れた2017年に訪れた三宮駅で乗り換え、総合運動公園駅に到着。駅前から続く球場への道は東京ドームにはない開放感でわくわくさせてくれる。球場に入るとさらに気持ちが高ぶる。あらゆる角度で撮影し、席に座っては練習を眺め、ビール片手にボールパークをぼんやりと満喫する。両チームのスターティングメンバ―が発表され、ファイターズの清宮を見ることもなく、美しい天然芝が照明に照らされることもなく球場を後にし、関空へと向かったが、まさかの遅延で1時間空港で待たされ、さらに羽田空港では飛行機の混雑によりさらに到着が遅れ、最終的に0時近くになってしまった。妻と娘が迎えに来てくれなかったら・・・と考えるとぞっとしながら閑散とした羽田空港に靴音を響かせながら、車へと急いだ。


ちなみに伊丹空港までの移動時間は90分、関空までだと2時間掛かるのだが、最終便は伊丹は20時台、関空だと21時台だったので少しでも球場に長く居られることを優先して、関空を選択した次第であるが、結果的には大して変わらなかった。どんまい。(つづく)

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馬レバ刺しを食べに行って来た

2019年06月27日 09時39分31秒 | ひとり旅の話

今年の1月以来、数えること実に15回目の熊本へ出掛けた。

昼過ぎに市内へ到着し、常宿へチェックイン。街をゆっくりと散策し、地元のスーパーに立ち寄り、現地産の食材を物色し、ホテルに戻って身支度を整え、ロビーで友人と合流。予約してくれたいつもの大将の店で郷土料理を楽しむ。牛の生レバーの提供が禁止された平成24年。私自身牛レバーは苦手なので特別影響はなかったのだが、馬レバーは美味しく頂ける。ただ熊本でも生レバー自体の入手がなかなか難しくなって来ているそうで、本来事前予約が必要だそうだが、友人の顔でこっそりと出して頂いた。

また日本酒も飲まないのだが、以前熊本で教わったれいざんも美味しく頂く。熊本は私の食の好みを変えてくれるのだろうか?腹六分目で店を出て、(中略)締めはここの煮干しラーメン(下画像右下)と決めていた。かつお節を自分の好みで入れられるのだが、これを大量に投入。今回もやはり美味しいが、満腹と同時に睡魔が襲い掛かってくる。

 

翌朝は午前の便だったので、朝の散歩がてら熊本城の復興状況を足早に確認する。

【画像下左から2019年1月→2018年5月2017年6月

相変わらず櫓は手つかずのようだが、気の遠くなるような作業にただただ静かに拍手を送る。焦ることは無い、とにかく地道にがまだせ!

また今度馬レバーを食べに行こうと思っていたら・・・

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鳥取砂丘へ行って来た

2019年06月20日 09時28分36秒 | ひとり旅の話

連休初日の昼過ぎに鳥取到着。

鳥取には息子と訪れた2014年8月以来であるが、ひとり旅では初上陸である。

相変わらず滞在時間が短い為、観光ポイントはベタに鳥取砂丘だけに絞る。鳥取駅前からバスに乗り、20分ほどで砂丘到着。前回も雨だったが、今回も薄曇りで時々小雨がチラついていた。とりあえず頂上まで登り、息を切らせながら登頂成功。

砂丘を下り、慌ただしくバスで市内まで戻る。ホテルに戻り、日帰り温泉へ立ち寄り、今回フロントさんに教えて頂いた郷土料理の店へ行き、「もさえび」と「(でかい)岩牡蠣」と共に生ビールがすっと染み渡る。腹六分目に抑え、最後もおススメの店へ移動し、鳥取が発祥である牛骨ラーメンで締める。牛骨は昔から好きで締めとしてはあっさりで実に「締め」やすかった。

とりあえずこれで前回の九州・沖縄に続き、ひとり旅で中国地方5県(2017年2019年兵庫・2016年6月2016年10月岡山・2014年2016年広島・2018年山口・2019年島根)を制覇。翌朝早々と鳥取を後にしたので、滞在時間は今回も20時間未満であったが、すでに複数回訪れている県があるように、鳥取は海産物が美味しいので再訪もありありである。

ちなみにお土産でらっきょう他を購入したが、中でも「すなチョコ」がやたら美味しかった。

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「さき」の漢字

2019年06月05日 09時00分00秒 | ひとり旅の話

【本日は定休日。予約投稿にて】

先日訪れた大分

空港から市内に向かうリムジンバスから「国東半島」の看板が見えた。

一瞬すぐに読めなかった・・・しばらくして「くにさき」と思い出したのだが、「こくとう?」だったり「くな・・・?」と考えてしまった。

青森の弘前(ひろさき)だって普通だったら「ひろまえ」と読んでしまうだろう。

そもそも「東」や「前」でどうして「さき」と読むのだろう?

そもそも何故「さき」は漢字の使い方が複雑なんだろう?

そもそも何故その漢字(または呼び名)になったのか?

とても興味がありつつ、脳トレの一環として地名はしっかり覚えようと思う。

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大分で映画を観に行った・おまけ編

2019年06月01日 09時50分51秒 | ひとり旅の話

大分では地元の方と話す機会が多かった。

【好きな映画】

老舗映画館ブルーバードの館長さんとの会話の中で「一番好きな映画」を訊ねると「ひまわり」とのこと。ソフィア・ローレンの話でしばし盛り上がりながら、映画についてあれこれ話すことが出来た。

【自宅に温泉】

おんせん県の大分ではあるが、やはり温泉は大分市内ではなく別府とのこと。自宅に温泉を引くことも可能とのことだが、数週間に一回専門の業者で掃除する必要があるとのことで、自宅には導入している人はそれほど多くないらしい。

【ホテルのフロント】

最近旅に出掛けるとグルメ情報はあまり調べず、ホテルのフロントさんに訊ねるようにしている。大抵どのホテルでもグルメマップなるものはあるのだが、そこでいつも「中でも個人的にはどこ?」と訊ねるとマップ未掲載の食事処まであれこれ親切に教えてくれることが多い(※)。ただ前回の宮崎も今回の大分も一軒目が美味しすぎて、二軒目の締めにまでたどり着けなかったのが非常に申し訳ない・・・それも「心残りリスト」にしっかり入れておきます。

※・・・3月に訪れた香川ではフロントさんが赴任したてだった。

【空港からの不便さ】

これまで色々な都市へ出掛けたが、今回大分空港から市内までバスで1時間掛かるのは、私自身史上最長だった。その理由は大分の形状を見れば一目瞭然で、別府湾をぐると回らなければならない為である。以前は直線距離で結ぶホーバークラフトが運行していたそうだが、今から10年前に廃止されたそうだ。その理由は「船酔いが激しい」「騒音苦情が近隣から出た」とのことで、空港へ向かう高速道路の完成すると継続の声も無くなったらしい。また大分の人は出掛ける際には便数の多い福岡空港まで移動して利用するとのこと。それにしても遠いぜ・・・

【青矢印は昔の航路】

【りゅうきゅう】

大分の郷土料理で「りゅうきゅう」なるものがある。大分県で獲れたアジやサバなどのさまざまな魚の刺身を、醤油ベースのタレに生姜やゴマなどを入れ漬け込んだもの。大分で琉球?名前の由来は切り落とした身の端を集めて作る事から日本の一番端にある琉球を引っ掛けたとか、調理方法が琉球の漁師から伝えられたとか、千利休にちなみ、ゴマを和える調理方法である「利休和え」に由来するとか諸説あるらしい。

【ざびえる】

郷土料理店で隣に座った出張族さんとの会話の中で「大分土産といえば『ざびえる』」と伺った。ざびえると言えば私の中では「長崎」のイメージだったが、調べてみるとザビエルは大分の発展にも多大なる尽力をされたそうで、有名な大分土産の定番とのこと。

ちなみに帰りの便で隣り合わせになったマレーシアからの若い観光客さんともあれこれ話し、初対面の人たちとよく話した大分での二日間だった。

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大分で映画を観に行った

2019年05月30日 09時26分34秒 | ひとり旅の話

当社連休初日の午前中に大分空港到着。

大分へは2004年11月に仕事で、2009年2月に仲間たちと、そして昨年2018年4月にひとり旅で小倉から特急で映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のロケ地となった豊後高田以来であるが、ひとり旅での宿泊と大分空港を利用しての上陸(2004年・2018年電車で2009年車で大分入り)は今回が初だった。

空港から約1時間で別府駅到着。明治12年(1879年)創設の竹瓦温泉へ向かう。市営なので入浴料は100円。脱衣所から階段で下り入泉。昼前だったのでほぼ貸し切り状態で、湯に浸かりながら高い天井を見上げながら気持ち良い窓から流れる風を感じつつ、時間がゆったりと流れていく。

入浴後にランチビールを楽しみ、今回メインである今年ちょうど70年を迎える昭和24年に創業した歴史ある別府ブルーバード劇場へ向かった。

名物館長さん(上画像右・下から2枚目)自らもぎってくれた入場券(上画像右・下)を手に次回の上映回までのわずかな時間で館長さんとあれこれ話す。そして前の上映が終わり館内に案内して頂く。館長におすすめの席を訊ねると映写機が建物の構造上、斜めにしか投影出来ない為、右側の2,3席目が良いとのことだったので、その席に腰を下ろし、恐らく私の中では生まれて初めての他県での映画鑑賞が始まった。約90分で上映終了。館長さんに「今度お時間のある時にでも映写室を見学させて下さい」と伝えると「どうぞどうぞ」と快く案内して頂いた。すっかりニューシネマパラダイスの世界である。今回の上映では映写機を使用していないとのことだったが、一度はフィルムで鑑賞してみたいものだ。

大満足の中、別府駅から宿のある大分駅まで移動した。(つづく)

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宮崎では冷や汁で締める

2019年05月23日 09時39分08秒 | ひとり旅の話

当社連休初日の午後に宮崎入り。空港の防疫マットに出迎えられ、宮崎に来たことを実感する。

宮崎空港には空港線が直結しており、市内までは10分程度で到着する。鉄道が直結している空港は私が知る限り五大空港以外は珍しく、アクセスの良さに感動しつつ、市内に到着。今回は滞在時間が20時間未満だったので、名所仏閣を見物することは最初から諦め、以前ドキュメント72時間で登場した街角に設置されたピアノや南国気分を体感出来るヤシの木を眺めながら市内をぶらぶらと散策。

そして地元の方がおススメの居酒屋さんで宮崎郷土料理である「地どっこ炭火焼き」「チキン南蛮」「宮崎牛」などが「おひとり様」サイズで提供されるコースを注文。量も適量で若いマスターと会話を楽しみながら、箸を進める。そして最後は「冷や汁(下画像上右)」で締める。ちなみにマスター曰く「宮崎料理は『映えない』んですよ」とのことで、「県外の人は『これ食べられるんですか?』と真顔で訊ねられる」と笑っていた。確かに炭火焼き(下画像上左)を以前初めて見た時の私の感想は「真っ黒」だったが、今回改めてちゃんと頂戴すると実に美味しかった。

辛麺のおススメ店も聞いていたのだが、満腹でたどり着けなかったものの、空港で偶然その店のお土産が販売していたので、購入して自宅で楽しんだ。マンゴーを始め、宮崎グルメもなかなか素晴らしい。

今回の短期滞在は毎年宮崎キャンプを張る我がジャイアンツの下見を兼ねていたので、是非今秋にも再訪したいものである。

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ボディボード2回目・沖縄事情

2019年04月27日 09時42分49秒 | ひとり旅の話

22時の飛行機の車窓からは沖縄の形がくっきりと鮮やかに浮かび上がっていた。

翌朝レンタカーを借りて、ナビをセットし、ドライブインのある恩納村へと向かう。国道58号を北上して行くと文教地区を含む住宅密集地にある「世界一危険な基地」と称される広大な面積の普天間基地を通り過ぎる。信号待ちで上空を見上げるとオスプレイが飛んでいた。北谷から先は嘉手納基地が広がり、基地を過ぎると次第にリゾートエリアになって行き、車の通りも少なくなっていく。

ふと移設問題で揺れる辺野古の位置を改めて確認する。沖縄の北部に位置する辺野古は恩納村よりもまだまだ先にある。様々な位置関係をしっかりと把握した上で、今後もニュースに注視したいものである。(おわり)

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