正月に妻の実家へ新年の挨拶に出掛けた。 とても古風な家柄で、風習や習慣を重んじるので私を含め子供たちにとっても大変に勉強になることが少なくない。まず最初にご先祖様に手を合わせ、おとそで乾杯し、手作りのおせちに手を伸ばす。手作りの料理がテーブルの上に乗り切らない程、並べられている。そしてお吸い物はいつものようにウズラ卵に人参の口ばしが付いている。これを食べる度に日本の正月を感じる。
食事が終わると、裏の畑で子供たちはミカン狩りをする。山ほどのミカンと白菜漬けの樽やつきたてのお餅やお米等・・・を車にギッシリと詰め込む。帰りはいつもお腹も車内も満腹状態である。