いつもの喫茶店での昼休み。
席に着くなり、女性数名(30代~40代)のテーブルから話し声が聞え漏れて来た。主に話している女性は退職するようだが、これまでの職場でのうっぷんをマシンガントークで喋りまくり、他の同じ職場である(と思われる)数名はただそれを聞いている・・・というより口も挟めない様子であった。たまに見掛ける「会話のすべて戦闘モード」の女性でどうもに好かんと思っていると、話の中心はある特定の同僚に集中していた。その場には居ない「ヨシザワさん」なる人物は、話の様子では彼女たちの上司であるものの、経営者ではなく、ヨシザワさんの「偽善者的」な人柄や対応について、マシンガンが次々にヨシザワさん目がけて打ち込まれている。それに対して他の女性たちはフォローすることもなく、ヨシザワさん批判を軽く口調で同調すると、マシンガンはさらに乱れ打ちが始まる。
さらにエキサイトしていて、声をひそめるどころか、まるで隣にいるかのように聞こえて来る。普通ならヨシザワさんはそんなにも悪い奴なのか?と人物像自体を知りたくなるものだが、どうにもこうにもこのマシンガンだけが浮いているように思え、途中から「マシンガンが先に帰って、残った人たちの感想を聞きたいな~」と思っていたが、乱れ打ちはさらに激しさを増し、私の昼休みも終了となり、後ろ髪を惹かれたまま、席を立った。
う~んヨシザワさん、会った事も見た事もないけど、何だか知らないけど応援したくなる。
ファイトっ