日本ハムは札幌ドームでの主催試合でファウルボールが右目に当たり失明した市内の30代女性が、北海道日本ハムファイターズと札幌市などに損害賠償を求めた訴訟で、損害賠償約4190万円を命じた札幌地裁第一審判決を不服とし、札幌高等裁判所に控訴したと発表した。
2009年4月にも書いた(高裁は請求を退けた一審を支持、男性側の控訴を棄却)が、今回地裁で損害賠償判決が出てから、その行方を注視していた。そもそも野球観戦は正直「非常に危険性がある」上での観戦である。特に良い席であれば尚更で、観戦中は選手の一挙手一投足をすべて凝視するのが観戦者のマナーである。もしそれが出来ないのであれば、危険性の低い席で観戦すべきであろう・・・と思っていたら昨日、小学校の校庭から蹴り出されたサッカーボールが原因で交通事故が起きた場合、ボールを蹴った小学生(当時)の両親に賠償責任はあるのか?の判決が最高裁であり「予想できない事故については賠償責任はない」との初の判断を示したとのニュースが流れた。
頑張れ、ファイターズ、中途半端な和解などせずに出来れば今後同様のケースに巻き込まれないように最高裁まで行って欲しいものである。恐らく全プロ野球ファンはファイターズを支持していると思う。そうでないと鳥籠の中での観戦になっちゃうぜ