東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業50年を迎えます不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

愛媛へ行って来た~後編

2015年04月24日 09時34分41秒 | ひとり旅の話

別子の疲れからか翌朝ホテルで目を覚ましたのは9時を過ぎていた。気が付けばあっという間の最終日である。身支度を整えて、目の前の松山城を目指す。ホテルの位置からロープウェーを経由すると遠回りになる為、果敢にも高台にそびえ立つ城を徒歩で向かう事にするが・・・こう配がここまで急だとは・・・こりゃ~敵も攻めるのも大変である。

松山城見学後、道後温泉を目指す。事前にホテルのフロントでも、松山城まで毎日二回ウォーキングする地元のおじ様にも訊ねたが、「歩くのはちょっと無理」との回答だったものの、再び果敢にも歩き出す。距離はそれなりにあったものの、約20分程度で「日本書紀」にも登場するわが国最古の温泉地・道後温泉に到着。その日は風が強く、肌寒く感じた気候だったものの、登頂とウォーキングで汗だくになったので、街のシンボルであり、映画『千と千尋の神隠し』に登場する「油屋」のモデルになったといわれている道後温泉本館(別名・坊っちゃん湯)で入浴を楽しむ。ちなみに本ブログで登場した「いねむり先生」での舞台としても登場していた。

熱いと聞いていたものの、私にはちょうど適温だったが、浴槽の深さが非常に微妙でゆったり浸かるには難しい高さであった。また脱衣所を挟んでふたつの浴室があり、地元のおじさまに訊ねると「基本的に同じだけど湯口の数が異なる」とのこと。もちろん二つの浴室を楽しむ。

漱石も浸かった歴史ある浴室であるが、地元の方は公衆浴場としても利用されている。地元民気分でタイムスリップをたたっぷりと堪能した後、道後ハイカラ通りで湯上がりブランチビールを楽しみ、松山出身の子規記念博物館を訪れた。

正岡子規は私にとって俳人・歌人よりも駅前に先月建立されたばかりの銅像が野球のスタイルであるように、ベースボールを自分の名前「升(のぼる)」とひっかけて「野球(の・ぼーる)」と名付けたイメージの方が大きい。ちなみに2002年(平成14年)に彼は野球殿堂入りしている。復元された漱石と一緒に暮らした愚陀佛庵を始め、この博物館が非常によく出来ていて、気が付いたら一時間近く滞在してしまった。

見学後、道後温泉駅前から空港行きのリムジンバスに乗り、強風に乗り、予定到着時刻よりも早く16時半に羽田空港に到着した。かなり歩いた割には翌日筋肉痛にならなかったのは道後の湯の効用のおかげだろうか?今回唯一の心残りは坊っちゃん列車に乗車出来なかったことだが、それはまたの機会にしよう。 

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産


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