映画「トータル・リコール(2012年公開)」を観た。
【解説】フィリップ・K・ディックの短編小説「トータル・リコール(旧題:追憶売ります)」を映画化し、大ヒットした『トータル・リコール』をリメイクしたSF大作。監督を務めるのは『ダイ・ハード4.0』のレン・ワイズマン。かつてアーノルド・シュワルツェネッガーが演じた主人公を『フライトナイト/恐怖の夜』などのコリン・ファレルが演じ、その妻を『アンダーワールド』シリーズのケイト・ベッキンセイルが熱演する。迫力満点のアクションがさく裂する斬新な映像に目を奪われる。
シュワちゃん主演の1990年から20年以上経過し、映像がどれだけ進化しているのか?楽しみに観始める。凝り過ぎと思われるような街並であったが、地球を貫く高速エレベーター「ザ・フォール」はなかなか画期的な発想の移動手段であった。ストーリーも若干手を加えられており、案外弱っちーロボットたちがなかなか可愛らしい。最近女性のバトルアクションはどうも同じように見えてしまう。ヒロインは1990年版のS・ストーンが抜群に際立っていたが、今回の作品の方が全体的に「ヒロイン的」な感じがした。また前作で印象的だった「ふとっちょおばさん」を彷彿させる登場もあったりとなかなか面白い作品であった。
ただ地上波放映ではトータルの象徴?とも言える「トリプルおっぱい」がカットされていたようだ。残念である・・・