公開中の映画「グッバイエレジー」を観に行った。
【解説】福岡県北九州市を舞台にしたヒューマンドラマ。数十年ぶりに帰郷した映画監督が、自身の人生を見つめ直す。メガホンを取るのは、『キタキツネ物語 -35周年リニューアル版-』などの三村順一。北九州市出身の彼が監督・脚本を兼任し、故郷を舞台に半自伝的なエピソードも盛り込んだ作品。これまで数々の作品に出演してきた大杉漣をはじめ、石野真子、藤吉久美子、吉田栄作らが顔をそろえる。映画愛に満ちた物語に引き込まれる。
上映館を調べると有楽町スバル座のみの上映で、何十年ぶりに訪れた。開演までナット・キング・コールが静かに流れ、昔ながらの録音された館内アナウンスと共にチャイムが流れ、上映が始まる。粋で気骨のある小倉の男、小倉の女と小倉の街並みが実に気持ちが良い。ただ・・・途中で少し間延びしてしまったのは、残念なキャスティングの影響も少なからずあったかも知れない。どう見ても同級生の設定には違和感があった・・・
ただ中村有志、石野真子が実に良く、終演後に真子ちゃんの「ジュリーがライバル」を聞きながら、春の日差しの中、皇居を横目に日比谷公園まで散歩して、ランチビールで喉をを潤した