映画「LIFE!(2013年公開)」を観た。
【解説】凡庸で空想癖のある主人公が未知なる土地への旅を経て変化していくさまを、ベン・スティラー監督・主演で描くヒューマンドラマ。夢を諦め、写真雑誌の写真管理部で働く地味な中年男性が、ひょんなことからニューヨークをたち世界中を巡る旅を繰り広げる様子をファンタジックに映し出す。物語の鍵を握るカメラマン役で『ミルク』などのショーン・ペン、主人公の母親役で『愛と追憶の日々』などのシャーリー・マクレーンが共演。壮大なビジュアルや、主人公のたどる奇跡のような旅と人生に目頭が熱くなる。
映画館へ観に行こうと思っていた作品だった。妄想、想像からの映像はなかなか奇抜で、様々な不思議な映像・撮影方法がエンディングロールまで楽しめる。またヒマラヤ、アイスランドの自然から街の風景に至るまで実に綺麗であった。部下役のアドリアン マルティネスがいい感じで、父からのメッセージである「have a fun(楽しめ)」は実にいい言葉であったが、「25番のネガフィルム」にそれほど感動もなく、最終的に「綺麗な風景と不思議な映像の作品」だった・・・だけの感想となってしまった。
ちなみに劇中に登場する体が伸びるおもちゃは、日本でもミスターXとして発売されて、私も持っていた。
ただしばらく放置していたら経年劣化で中身の液体が出てしまい、箱を開けるとミスターXが液の中で「溺死」していた悲しい過去を思い出した・・・